先月7月31日(一部事業者は8月1日)より、
 高速ツアーバスは乗合路線に移行となり、バス停の設置等が義務付けられました。
  
 旧・ツアーバスは、福岡市では全路線が、博多駅の筑紫口側に設けられた共通バス停から発車。
 乗車の受付は、約100m離れた『サンライフホテル2・3』の中で行っています。
 
 現在はホテル11階の会議室が“仮設”の窓口となっていますが、
 9月21日には、ホテル1階部分に専用のラウンジ(窓口・待合室)が開設される予定。
 開設され次第、記事にしたいと思います。
 
 
 
 今回の記事では、北九州市久留米市に設置されたバス停を見てみます。
 
小倉駅新幹線口 (北九州市)
 まずは福岡県第2の都市である、北九州市。
 小倉駅の新幹線口(北口)側に、旧・ツアーバス事業者共同のバス停が設けられました。
 
 
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 小倉駅の新幹線口。
 
 
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 ツアーバス時代はこの貸切バスプールで乗降扱いをしていましたが、
 現在は、『名門大洋フェリー』利用者用の送迎バス(特定貸切)が発車するのみ。
 
 新たなバス停は、“KMM”と書かれた茶色いビルの奥、
 
 
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 人道橋の下あたりに、、
 
 
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 さりげなく設置されています。
 
 
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 標柱はウィラーが設置したものに、
 O・T・Bライナー(旧・オリオンバス)が乗っかったような格好ですが、
 
 
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 実際はさらに、ロイヤルエクスプレスユタカライナーもこの標柱を使用w
 
 ブルーライナーを除く、九州~本州夜行路線の全事業者が
 ここで乗降扱いをしていることになります。
(時刻表中の『日本高速バス』=ウィラー、『天領バス』=O・T・Bライナー、
 『ロイヤルバス』=ロイヤルEXP、『ゆたか交通』=ユタカライナー)
 
 
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 なお、西鉄等が運行する“元祖”高速バスは
 小倉駅の小倉城口(南口)側、商業施設『コレット』の前からの発車。
 写真は福岡天神行きの昼行路線ですが、本州・四国への夜行路線もここから発車します。
 
 
 
 場所は変わり、
 
西鉄久留米駅東口 (久留米市)
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 福岡県第3の都市・久留米市では、
 西鉄久留米駅東側のロータリー内に、バス停が設置されました。
 
 
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 ここに停車する路線は、ロイヤルエクスプレスの『熊本・福岡~関西』線のみ。 
 ツアーバス時代は、駅西側の道路上で乗車扱いをしていました。
 
 
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 当路線は、4列シート車・3列シート車の2台体制で運行。
 20:35発が4列シート車、21:00発が3列シート車で、運行経路は全く同じです。
 
 かつては西鉄と阪急が共同で、久留米・筑豊~関西を結ぶ夜行バスを運行していましたが
 10年以上前に廃止。
 今回のロイヤルエクスプレスが、(乗合路線としては)久々の夜行バス乗り入れとなります。
 
 
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 同じ場所の、昼間の様子。
 堀川バスが運行する、久留米競輪への送迎バスもここから発車します。
  
 
 一方、西鉄系の高速バスは
 久留米~福岡空港などが、一般路線バスと同じ駅西側のロータリーから発車。
 ほか、約2km離れた『久留米インター』から、福岡~鹿児島線・福岡~宮崎線などに乗車できます。
 
 福岡~鹿児島・福岡~宮崎については、旧・ツアーバス事業者の路線も運行されていますが、
 久留米には停車していません。
 
   
※当ブログ関連記事
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