先月7月31日(一部事業者は8月1日)より、
高速ツアーバスは乗合路線に移行となり、バス停の設置等が義務付けられました。
旧・ツアーバスは、福岡市では全路線が、博多駅の筑紫口側に設けられた共通バス停から発車。
乗車の受付は、約100m離れた『サンライフホテル2・3』の中で行っています。
現在はホテル11階の会議室が“仮設”の窓口となっていますが、
9月21日には、ホテル1階部分に専用のラウンジ(窓口・待合室)が開設される予定。
開設され次第、記事にしたいと思います。
今回の記事では、北九州市と久留米市に設置されたバス停を見てみます。
小倉駅新幹線口 (北九州市)
まずは福岡県第2の都市である、北九州市。
小倉駅の新幹線口(北口)側に、旧・ツアーバス事業者共同のバス停が設けられました。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/08/adiantum-blue0927/e8/f7/j/o2048153614452796883.jpg?caw=800)
小倉駅の新幹線口。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/08/adiantum-blue0927/20/8c/j/o2048153614452796898.jpg?caw=800)
ツアーバス時代はこの貸切バスプールで乗降扱いをしていましたが、
現在は、『名門大洋フェリー』利用者用の送迎バス(特定貸切)が発車するのみ。
新たなバス停は、“KMM”と書かれた茶色いビルの奥、
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/08/adiantum-blue0927/a6/1d/j/o2048153614452796915.jpg?caw=800)
人道橋の下あたりに、、
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/08/adiantum-blue0927/16/33/j/o2048153614452796935.jpg?caw=800)
さりげなく設置されています。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/08/adiantum-blue0927/0a/85/j/o2048153614452796944.jpg?caw=800)
標柱はウィラーが設置したものに、
O・T・Bライナー(旧・オリオンバス)が乗っかったような格好ですが、
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/08/adiantum-blue0927/b4/75/j/o2048153614452796955.jpg?caw=800)
実際はさらに、ロイヤルエクスプレスとユタカライナーもこの標柱を使用w
ブルーライナーを除く、九州~本州夜行路線の全事業者が
ここで乗降扱いをしていることになります。
(時刻表中の『日本高速バス』=ウィラー、『天領バス』=O・T・Bライナー、
『ロイヤルバス』=ロイヤルEXP、『ゆたか交通』=ユタカライナー)
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/08/adiantum-blue0927/2e/98/j/o2048153614452796974.jpg?caw=800)
なお、西鉄等が運行する“元祖”高速バスは
小倉駅の小倉城口(南口)側、商業施設『コレット』の前からの発車。
写真は福岡天神行きの昼行路線ですが、本州・四国への夜行路線もここから発車します。
場所は変わり、
西鉄久留米駅東口 (久留米市)
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/08/adiantum-blue0927/7e/5c/j/o2048153614452796993.jpg?caw=800)
福岡県第3の都市・久留米市では、
西鉄久留米駅東側のロータリー内に、バス停が設置されました。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/08/adiantum-blue0927/db/d1/j/o2048153614452797008.jpg?caw=800)
ここに停車する路線は、ロイヤルエクスプレスの『熊本・福岡~関西』線のみ。
ツアーバス時代は、駅西側の道路上で乗車扱いをしていました。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/08/adiantum-blue0927/5e/b2/j/o2048153614452797023.jpg?caw=800)
当路線は、4列シート車・3列シート車の2台体制で運行。
20:35発が4列シート車、21:00発が3列シート車で、運行経路は全く同じです。
かつては西鉄と阪急が共同で、久留米・筑豊~関西を結ぶ夜行バスを運行していましたが
10年以上前に廃止。
今回のロイヤルエクスプレスが、(乗合路線としては)久々の夜行バス乗り入れとなります。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/08/adiantum-blue0927/ae/87/j/o1024076814452797038.jpg?caw=800)
同じ場所の、昼間の様子。
堀川バスが運行する、久留米競輪への送迎バスもここから発車します。
一方、西鉄系の高速バスは
久留米~福岡空港などが、一般路線バスと同じ駅西側のロータリーから発車。
ほか、約2km離れた『久留米インター』から、福岡~鹿児島線・福岡~宮崎線などに乗車できます。
福岡~鹿児島・福岡~宮崎については、旧・ツアーバス事業者の路線も運行されていますが、
久留米には停車していません。
※当ブログ関連記事
西鉄久留米駅バスセンター(駅西口)
久留米インター