ろうまん山房   最近の山行記録
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2007年3月21日 狐塚

 閉鎖中の白河高原スキー場下部から登り、赤面山ピストンを計画した。日の出から間もない朝日に照らされるゲレンデ跡は、殆ど雪をまとっておらず呆然とした。スキー板を担ぎ、スキーブーツであの斜面を登る気など全く起きず、山頂で飲もうと思ったウィスキー「山崎」をここで飲んでふて寝をし、酒が抜けた頃合を見計らって風呂にでも浸かって帰ろうと自嘲気味に思った。
 油断すると重くなる瞼をを閉じるに任せ、沈思黙考。貴重なこの一日をひねり出すための昨日の苦闘が頭をかすめた。このままではもったいない。計画を練り直そう。
 地図を広げ、計画を練り直す。この近辺でのルート候補であったマウントジーンズスキー場から中の大倉尾根を登り、スダレ山を経て三本槍岳をピストンするのが時間的にも、山域的にも妥当だ。事情を説明し、計画変更の旨を高桑さんと石井さんに伝えればよいだろう。
 そう考え、マウントジーンズスキー場へと向かった。軽く仮眠し、始動したばかりのゴンドラに乗り、その中で高桑さんと石井さんに計画変更の旨を話し、了解を得た。
 ゴンドラ終点よりスキーにて登りだす。風も殆どなく、広がる青空が眩しい。ブナの疎林の気分のよい緩斜面を過ぎると埋まりきっていない笹がややうるさくなる。下山時は邪魔になりそうだ。茶臼岳、朝日岳、そして赤面山の山並みを愛でながら進む。風も微風程度。強風で名高い那須にしては滅多にない好条件のようだ。森林限界を過ぎ、登りの傾斜が強まる。ルートを右に振り、スダレ山東面の大斜面を目指す。

 雪面が硬く、シールが効かなくなったので、スキーを背負いつぼ足にピッケルで登る。尾根に乗る直前の急斜面はカリカリでピッケルとキックステップでなんとか乗り切った。ここから尾根上を辿るが、強風のため雪が付かないのかむき出しのガレだ。スダレ山の山頂へはいかず、トラバース気味に三本槍岳を目指す。10分程の登りで山頂着。日光、尾瀬、会津の山並みが眼前に広がる。北面の大峠、流石山へ連なる山が特に美しい。

 ビールを飲み、サンドイッチを腹に納め、下山にとりかかる。登ってきた様子からすると、滑降を楽しめる斜面は限られそうだ。スダレ山東面の大斜面上部でスキーを履き、下る斜面を見下ろす。30度程度か?左へ振ればパウダーか?カール状地形でこけても下で止まるだろう。気合を入れ突っ込む。(という程の斜面ではないのだが・・・)斜滑降で左へ振ったところ、案の定パウダーだった。最高に気分の良い5ターン程でこの斜面は終わった。これより下部は笹の出た低潅木が疎らに生えた緩斜面が続く。シュカブラとクラストとパウダーが入り乱れ、快適とはかけ離れた斜面だ。その先のブナの疎林は雪も柔らかく楽しめたが、如何せん緩すぎる。下ってしまえばあっという間で、ゲレンデトップであった。ま、トレーニングとしてはまあまあの出来だったのではないでしょうか。結構足にきたし。
 そして、この後、仕事を半日で放り出して駆けつけた石井さんにスキートレーニングの名の下、17時までみっちりとしごかれた。鬼!

2007年1月13日・14日 狐塚、永吉、石井 報告・狐塚

 計画の大戸沢岳ピークには(全く)届きませんでしたが、当初の目的は達した山行だったと思います。
 土曜日、前夜の深酒にもかかわらず予定通り起床、出発。大戸沢岳は初めての山なので、取り付き地点、ルート、車の駐車場所等気を使いながら行動開始。予想通りのラッセルをもくもくとこなす。一泊とはいえ背中の荷物がこたえる。
 同行の石井、永吉は、初めてのスキー利用山行ということもあり、シール登行の感触を体感し、今後の活動に活かしてもらうことが主な目的で、ピークは二の次だ。
 深い雪、強い風と雪、そして目の前に立ちはだかる急斜面にめげ、14時行動終了。少々早い気もするが、雪山の基本確認をゆっくりすることも目的なので、整地、テント張り、水作り等々を確認しながらこなす。テントに入った後は、お酒をゆっくりと楽しむ。夜半、風雪が非常に強まる。
 翌日は、前夜の風雪を考慮し、早めの下山を心がけた。下山が早すぎた嫌いもあるが、実力相応だろう。少しずつ力をつけ、徐々に行動をひろげて行きたい。