世界標準の子育て
個人的レビュー
★★★☆☆
基本的には良書、ただ気になる所も
子供を幸せにするにはどのような力を育むべきかという話と、実際にどうすれば良いのかが書かれていました
0歳からステージ別に書いてあるので分かりやすい
乳幼児期の欄には愛着の大切さを説いており、これには私もニッコリ
愛着(アタッチメント)についてよく調べてる方なら新しい発見は無いですが、多分そういう方は少ないと思うので参考になると思います。
年齢がいくに連れ結構ガチで賢い子を育てる話に
私は良い大学出て欲しいとか思ってないので流し読みしましたが、これも必要な方なら参考になると思います
日本でよく行われてる子育てへのダメだしもあり、内容も納得感が強かったです
一方で気になるところ
第二言語を習得させたいならCDの掛け流しがいいって書いてて
これは語りかけ育児に書いてたことと対立するなーと感じました
個人的には、語りかけ育児に書いてある「子供は聞きたい音だけ聞く機能がまだ育っておらず頭が混乱してしまうため部屋は静かに保つ」という話の方が納得感がある為、うーんという感じ
あと間違ってたら申し訳ないけど、著者は海外で子供向けスクール?で沢山の子を見てきたんだろうけど、子供を主体的に育てたことは無いのかもなぁと感じた
もしくはめちゃくちゃ賢いお子さんだったか
巻末のQ&Aの『子供が好き嫌いをする』という項目の回答が『食卓の雰囲気を改善し楽しくすればなんでも食べるようになる』と言うのはどうだろう...?
いや、雰囲気は大事だけど!ね!
不味いものは不味くない?!
他にもなんか、親が正しい事をしていれば子供も必ず正しく育つと思ってる節が垣間見えて
うーん
もちろん一理あるとは思うけど、でも子供にも個性があるのでは...?と。
総評
参考になる所だけピックアップするなら良書