私は長女として産まれた。


感覚が過敏で、幼稚園の頃から疲れていた。

それと裏腹に興味関心がつよく、高いところに登って顔面を擦りむいたりばかりだった。


小学校でも友だちっていなくなっちゃってた。

欲しいとも思ってなかった。私は周りとは違うかなって感じ始めていた。先生に呼び出され、謝る母がいた。


中学生。いじめにあう。

全員私のことが見えていないかのよう。それは心がじんじんしていて時間が遅く感じた。


当時母は浮気をしていた。学校に行きたくなくても家を追い出される。

当時のテレビの歌が、家を出る合図だった。行きたくなかった。


まだ中学生なのに、胃痛とかよくなってた。頑張ってたね。それを上からみてた。


高校の時もひとりになった。合わせてダラダラ持久走しなくなったから、『◯◯、やればできるんだな!』って言われたのうれしかった。


過去からある症状は、自分を遠巻きにみている。腕など自分のからだという感覚があまりない。歩きにくくなる。腕から手首の力が入らなくなる。危うく首の手術を受けるところだった。接客業なのに声が出なくなる。電話で連絡もできないし本当に困りました。徐々にかすれた声が出てきて、もとに戻りました。


こんなにつらいのに、治療薬もなくて。

こんなにつらいのに、理解されにくくて。


ぎゅってつよく抱きしめてほしがるのは、愛がほしいというよりも自分の身体を感じてみたいから。


ほんとうに虚無感でいっぱいなんだよ。


いつも問題なく過ごしているように見えるかもだけど…


虚無感でいっぱいなんだよ。