頭の中の台風。 | adhdlogのブログ

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初めてストラテラを飲んだとき、わたしは自分の頭の中の風景を見ました。


わたしは、生まれてからずっと、台風の目の中にいたことに気付きました。

いつもその台風に乗せて、いくつもの事柄がまるでブラウザのように表示され、ビュンビュン舞っていることに気づいたのです。


この台風はわたしにはコントロールできないので、台風に乗っているブラウザをじっくり見たいと思っても、わたしにはどうすることもできません。
また次にそのブラウザがわたしの目の前に現れるまで、その事柄について考えることは、決して許されませんでした。
しかも台風の目の中では、一方向しか向くことができず、後ろを振り返ったりすることができません。
風が強すぎるので、立っているのでやっとなのです。


ストラテラを飲んだことにより、わたしと台風の距離は遠くなり、わたし自身が台風の目の中にいることがわかりました。
それに、まるでゴーグルをつけているかのように、とても視界が良好になったのも記憶しています。
けれどストラテラに慣れてくると、台風とわたしの距離は近くなり、また視界も悪くなり、ゴーグルがだんだんメガネくらいの効力しか発揮しなくなっていきました。

そして完全にストラテラに慣れてくると、いつものように爪を噛み、台風の目の中ではなく、風の中に入っており、たくさんのブラウザ=事柄が、わたし自身にぶつかってくるのを感じました。



ストラテラを再開するまでの一年間は、この台風とどう向き合うかをひたすら考え続けました。
この台風を遠ざける方法は、本当に投薬しかないのか。
そうではなく、思考方法を学ぶなどで改善できないのか。
本当にあらゆる手段を考えました。

でも結局、この台風を遠ざけない限り、思考方法を学ぶも何もないと思いました。
そして、投薬治療を受けることを決めました。


台風の目の中にいるのはしかたないとしても、少しでも距離を取ってこの頭の中の台風と付き合いたいと思います。