夕方になると、頭が動かなくなる。
別に体を使ったわけじゃないのに、
ぐったりしている。
考えがまとまらない。
判断ができない。
簡単な返信すら億劫になる。
これ、「サボってる」わけじゃない。
ADHDの脳は普通の人より
エネルギーを大量に消費しているから、
夕方にはガス欠を起こしている。
■ADHDの脳はエネルギー消費が激しい
ADHDの脳は、
注意の切り替え・感情の制御・衝動の抑制を
常にフル稼働でやっている。
定型発達の人が無意識にできることを、
ぼくたちは全部「手動」でやっている感覚。
集中するために力を使う。
集中を維持するために力を使う。
気が逸れたのを戻すために力を使う。
1日が終わる頃には、
脳のエネルギーが枯渇している。
この「脳疲労」が、
ADHDの生きづらさの正体のひとつ。
■クレアチンと脳の関係
クレアチンと聞くと、
筋トレのサプリを思い浮かべる人が多い。
でも実は、
脳のエネルギー供給にも深く関わっている。
脳は体全体のエネルギーの約20%を消費する臓器。
クレアチンは、
脳内でATP(エネルギー通貨)の再合成を助ける。
つまり脳のエネルギーを
効率よく回復させる役割がある。
研究でも、
クレアチン摂取によって
認知機能やワーキングメモリが改善したという
データが出てきている。
■ぼくが試してみた感覚
栄養について調べている中で
クレアチンと脳疲労の関係を知って、
試してみることにした。
1日5gを水に溶かして飲む。
それだけ。
最初の1週間は正直よく分からなかった。
でも2〜3週間経った頃、
ふと気づいた。
夕方の「もう無理」が、少し減っている。
以前は18時を過ぎると
頭が完全にフリーズしていたのが、
20時くらいまで持つようになった感覚。
劇的な変化じゃない。
でも「地味に効いてる」という実感があった。
■クレアチンの摂り方
一般的に言われている目安は、
1日3〜5g。
パウダータイプが一番コスパが良い。
水やプロテインに混ぜて飲むだけ。
味はほぼ無味。
続けるハードルは低い。
「クレアチンモノハイドレート」が
最もスタンダードで研究データも多い。
摂り始めてすぐ効くものではないから、
2〜4週間は継続してみてほしい。
注意点としては、
水分をしっかり摂ること。
クレアチンは体内に水分を引き込む作用があるから、
水分が足りないと脱水気味になることがある。
腎臓に不安がある人は、
事前に医師に相談してから始めてほしい。
■薬だけじゃない選択肢
ADHDの対処法というと、
コンサータやストラテラなどの薬が中心になる。
もちろん薬の力は大きい。
でもそれに加えて、
栄養面から脳の土台を整えることも
同じくらい大切だと思っている。
クレアチン、マグネシウム、鉄、ビタミンD。
脳が必要としている栄養を補うだけで、
毎日の消耗の度合いが変わってくる。
■最後に
「夕方になると使い物にならない」
それはあなたの根性が足りないんじゃなくて、
脳がエネルギー切れを起こしているだけ。
その脳に燃料を補給してあげる、
そのひとつの選択肢がクレアチン。
サプリに頼ることは、弱さじゃない。
脳を守るための自己管理。
まずは小さく試してみてほしい。