ひとりごと | ADHD~少年・8歳~

ひとりごと



人里離れた

だだっぴろい自然の中で

孤立無縁の生活をするなら

ここまで精神を病むことはなかったかもしれない。

でも現実は

なかなかそうもいかない。

地域社会の中で

人と人とのつながり(いわゆる人間関係)を保ちながら

生きていくのが

人間界の原則だ。

人の世で生きるためには

ソーシャルスキルが重要なカギになる

でも

暗黙なる社会の規範を理解したり

人間関係を紡いでいくことが

不得手な発達障害児は

ソーシャルスキルを身につけることが

とても困難だ。

定型発達児なら

意識しなくても自然に身につくことなのに…。

なぜこんなことがわからないの

なぜこんなことができないの、と、ついつい子供を責めてしまう。

発達の過程もいきつもどりつで

身に見えた結果が出にくいだけに

出口のないトンネルを歩いているような気分になる。

やるせなさ切なさ憤り苦しみ…

今の私の心の中には

そんな思いばかりが渦巻いている。

でも、いつかここから抜け出したいという思いも切実なのだ。

5年後。10年後。

私たち親子はどこに向かっていくのだろう…。