ある体育祭の騎馬戦を考える | 幸福を実現するブログ

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ある学校の体育祭で騎馬戦を見ました。

赤軍と黄軍と青軍との三つどもえの戦いでした。

一つの軍に3騎馬で、全部で9騎馬です。

帽子を奪われたら、騎馬を解体し、最後まで残った軍が勝利するという至って普通のルールです。

3回戦ありました。

また、時間制限もありました。

それで、今までの総合得点は、赤軍と黄軍の差は、僅差で赤軍が優勢で、青軍は、この騎馬戦を全勝したとしても、2位にもなれないくらい点差が開いてました。

そこで、戦いの経緯とそれぞれの軍の最善の戦術を考えてみました。

まず、戦いの前の戦術を練る必要がありましたが、練っていると思われる軍は、残念ながらありませんでした。

何が必要かあえていうと、自軍の騎馬を上、中、下に分けます。

一番強いのを上騎馬、次を中騎馬とするのです。

たいていの中高生は、小さい人を上に乗る人とし、3騎馬だったら、3騎馬を平均の強さにします。

しかし、ここでは、圧倒的に強い騎馬と弱くなくても、けっこうですが、一番弱いと思われる組み合わせを作るのです。

3騎馬だと9人ですから、上位3人の最強騎馬を作るのです。

そこで弱い騎馬を囮にして、相手の平均化した騎馬を狙うのです。

1対1でも勝てますし、囮を加えれば、後ろからも狙えます。

また、相手の騎馬も、平均化しているのですが、上、中、下、に分ける分析をし、自軍の下を上に当たらせ、自軍の上が相手の中を狙い、自軍の中が相手の下を狙うようにします。

1対1でも、2勝で勝てることになります。

競争するときは、常にこのような戦術を練る必要があります。


第1戦目の戦術を点数差で考えるとすると、赤軍であれば、黄軍のみ狙い、青軍を勝たせる方法を取ります。

黄軍であれば、同様に赤軍のみを狙い、青軍を勝たせます。

青軍であれば、じっと動かず、相手の戦術を見ます。


戦いの経緯は、余り詳細に覚えてなく大雑把ですが、

一回戦目は、赤軍、青軍、黄軍ともなかなか動かず、しびれをきらした赤軍と青軍がじわじわと黄軍に近付いて行き、それぞれが一騎対一騎の戦いをして、黄軍が3人とも残り勝利しました。

残念ながら、普通のかわいい中高生の騎馬戦が始まりました。

ランチェスターの法則も、自軍3騎馬の全9騎馬では、難しいのかなと思われましたね。


2戦目の戦術を練るとすると、ここで、圧倒的に黄軍が優勢になったことが分かりました。

赤軍と青軍からすると、当然に同盟を組み、点数の優勢な赤軍は、青軍を勝たせる戦をしなければなりません。

赤軍は青軍の囮に徹すれば、あっという間に黄軍は壊滅したと思われます。

私は、それで、包囲せん滅戦を仕掛けます。

ですが、実際の2戦目は、赤軍と青軍は、同盟を組んだものの、個別の軍として、動いたため、黄軍と1対1の戦いを順番にしてしまい、黄軍の1騎馬を残すことになり、黄軍が勝利しました。


3戦目を残すことになりましたが、黄軍が2勝しているため、総合得点は、赤軍が優勢でしたが、この時点で僅差でしたので、並ばれている可能性が強くなりました。

赤軍は自ら勝ちに行き、青軍に勝ちを譲ることもできなくなりました。

こうなっては、赤軍は、黄軍を攻めるしかありません。

案の定、赤軍と黄軍がぶつかり、最後は、青軍が一騎残ったと思われます。

黄軍は、戦術がなかったのですが、騎馬戦の個の強さだけで、勝利し、この影響で、総合優勝も果たしました。

赤軍は、総合得点で優勢でしたので、優れた戦術を持ち、すべてを青軍に勝たせる囮作戦を敷けば、当然にランチェスターの法則から、青軍を全勝させることができ、総合優勝も狙えたものと思われます。

青軍は、1戦目を様子を見、赤軍の動向を見るべきでしたが、赤軍より先に黄軍と先端を開いたのが、敗因の一つでしたが、2戦目に赤軍に同盟を持ちかけたのは、優れた戦術をしたと思います。


中高生の騎馬戦を考察しましたが、戦う前の戦略で、既に勝敗の五割は、戦術で決まっていたと思いますね。

特に赤軍は、100パーセントで勝て、簡単に総合優勝も手に入れてたと予想できたにもかかわらず、正直に戦ってしまいました。

それが、尾を引いて、逆転されたのは残念と思いましたね。


孫子「彼を知り己を知れば100戦危うからず。」


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