宮城谷昌光さんの三国志、



第3巻の前半まで読んだ。



んんん〜?



三国志の幕開けとなる「黄巾賊の乱」が、2回あるぞ?



第1次

張角、張梁、張宝




第2次

王国、韓遂



横山光輝さんと吉川英治さんの作品では、第1次の張角らは、曹操や劉備も参加して、



征伐して、すぐに群雄割拠が始まる。



第2次ってなんだ?



王国は初めて読む名前だし、韓遂は西涼の馬騰(馬超の父親)の友人で、



馬騰と、馬超以外の息子(馬休馬鉄)が曹操に殺された後、馬超と一緒に曹操に敵討ちに行ったはず。



(曹操の計略で、韓遂は魏に走るんだけれども)



その韓遂が黄巾賊?



あ、途中馬騰と知り合って、友達になってるわ。



三国志、他に3人の作家さんの書いたものを読んだけど、



黄巾賊の乱が2回あったというのは、宮城谷昌光さんのが初めて。



でも、宮城谷昌光さんは、史書「三国志」(陳寿著)を参考に書いてる。



陳寿は、最初、蜀漢で劉備の息子劉禅に仕えてて、その後西晋の司馬炎に仕えた人物。



リアルで1番「三国志」に近い人物。



だから、その人が書いた「三国志」が、1番史実に近いはず。



じゃあ、黄巾賊の乱は、やっぱり2回あったのかな。



今は何進が、宦官を抹殺するために、中国全土に檄を飛ばしたけど殺されちゃって、



霊帝の息子の少帝(弁)、陳留王(協)が、宦官に連れ去られかけてたところを、



董卓に助けられた(と言っていいのか?)とこらへん。



うーーーん



まぁ大まかな流れは同じか。



これから、董卓が少帝劉弁を廃して、陳留王劉協を、献帝として立てる。



んでもって董卓の独裁が始まって、



暗殺に失敗し、故郷へ逃げ帰った曹操が「董卓討伐」の檄を各地に飛ばし、



袁紹やら公孫瓚やら劉備やらが集まる。



呂布もそろそろ出てくるだろう。



あーなかなか難しい。面白いけど。



横山光輝さんが、吉川英治さんではなく、



宮城谷昌光さんの三国志になぞらえて、後漢の始まりから描いてくれてたら、もっとスルッと頭に入っただろうに。



あたし、後何年生きるかわかんないけど、



横山光輝さんの漫画含む、全ての三国志をヘビロテしてたら、それで一生終わるな。



善い哉善い哉。



それではまた〜



お読みいただきありがとうございます。