おかんのことを、親だと思うのをやめた。
家族だからー
とか、
血が繋がってるからー
とか、
憎くて嫌いで仕方ないのに、親だからって中途半端にいい子ちゃんになろうと、許そうと努力してきた。
お金も言われるがまま渡した。
ものすごい偏見で、人の悪口ばかりの話も聞いてきた。
あれ調べて〜これ探して〜と言われる度に、あちこち奔走してきた。
おばあちゃんの年金を握って生活してきたくせに、老人ホームにお金かかるから、
「いつまで生きる気だろあの金食い虫!!」
とかの暴言の数々も、黙って聞いてきた。
もういい。もう十分。
「家族」という同じ土俵に立たされて、振り回されるのは、もうたくさん。
これからは、おかんのこと、親だと思うのはやめる。
「1人の人間」として接する(しかも最小限にとどめる)。
前に、おかんのことで、妹とCメールで言い争いになった。
その頃、ほんとにおかんのことで参ってて、吐き気がして、実際血を吐いてた。
それを妹にメールしたら、
「あたしだって血吐いてるわ!!💢」
て返信されてきた。
娘2人に血を吐かせるくらい負荷をかける。
そんなん親じゃないわ。
自分の今までしでかしてきたことを、全部なかったことにして、
「シナちゃ〜ん。お母さんはシナちゃんの声が聞きたくて電話してるんだから、ちゃんと電話出てよ〜」
……ダメだ、思い出しただけで吐き気がしてくる。
とにかく、あの人は他人。嫌いな知り合い。
「親」は、単なる肩書き。
怒りを我慢しないこと。
「親しき仲にも礼儀あり」
そのルールをいつも破ってきたのは、あの人の方。
1線どころか、万線引いて対応することにした。
感謝しなきゃいけない部分は、感謝してる。
幸せになってください。
あたしと関わらないところで。
子供時代から抑え込んで溜め込んできた怒りを、
他人として関わることで、自分を納得させた。
過去のことを今謝られたとしても、遅すぎるしどうしようもないからね。
謝罪はもう要らないの。
あたしを「何でも頼れる自分の子供」と思うな。
命令するばかりで、何1つ悩み聞いてくれなかったくせに。
赤い怒りの炎が、青い拒絶の炎に変わった。
好きだったよ。小学生の間はね。
ありがとう。
そして、心の中で、
静かに縁を切る。
お読みいただきありがとうございます。
そして、おやすみなさい🌟
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