実は、最近毎日泣いている。



号泣ではなくて、喉がつまって、視界が揺らぐ。



失ったものが諦めきれなかったり、



自分の罪を数えあげたり。



いつか、死ぬ時は、



全ての罪が赦されて、いい思い出もつらい思い出も、



昇華されていくのかな。



ぴーちを見ると、にゃんたを思い出す。



あたしが早く気づいてあげられなかったから、わかった時は末期の肺がん。



何ヶ月も苦しませてしまった。



子猫を選びに行った時、他の子猫は、白黒だったのに、にゃんただけがグレーだった。



まだ色もわからない目で、あたしの目をじーっと見つめてきたんだ。



迷わずその子にした。



にゃんたがあたしを選んでくれた。



最期が病で終わること、わかってたのかな。



なのに、あたしを選んでくれたのかな。



「苦しい、痛い」



猫はそんなの言えないから、もっと細やかに見てあげなきゃいけなかったのに。



あたしのせいで。



他にもたくさん罪がある。



怒りの気持ちはないの。



ただただ、悲しいだけ。






























会いたいよ。




にゃんたを大事にできなかった分も合わせて、



ぴーちを愛してあげるんだ。



悲しい。



お読みいただきありがとうございます。