18で広島から大阪に出た。



学生寮で、畳の6畳間。



小さいけど流し台はあった。



お風呂とトイレは共同。



まだクーラーが義務づけになってない時代。



めちゃくちゃめちゃくちゃ暑くて、



今まで広島のド田舎で、クーラーいらずの涼しい夏を送ってたあたしは、



1日5回は、水風呂に入りに行ってた。



それでも、上がったら灼熱。



よく2年も暮らせたわ。



んで、短大1回生の夏休み、1ヶ月実家に帰省した。



新幹線降りたら、また灼熱地獄。めまいがするくらい。



そして、寮の自分の部屋のドアを開けて、凍りついた(いや、灼熱だったけど)。



畳の上、部屋の真ん中に、ゴキが。



結構デカかった。



田舎には、ムカデやコシボソ(見た目アリだけど、刺されると激痛)はいたけど、



初めてゴキというものを見た。



しかも裏返って。



ギャッと叫んで、荷物も置かず掃除機(これも共同)持ってきて、半泣きで吸い込んだ。



その後はまた元に戻したから、顛末は知らないけど。



うぅ



思い出しただけでゾワゾワする。



これがお初の対面でしたとさ。



お読みいただきありがとうございます。



うぅ