子供の頃から、絵を描くのが大好きだった。



毎日毎日描いて、すごく楽しかった。



「上手くなりたい!!」とは思ってなくて、純粋に好きだから描いてた。



村瀬修功さんの絵に出会ってからは「彼みたいに上手くなりたい!!」て思って描きまくったけど。



今までに、10本くらいストーリー漫画描いた。



2本は佳作を取った。



でも、賞が取れなくても、あたしは自分の描いたものが大好きで、大事に衣装ケースに入れて保管してた。



モラハラで鬱になり、離婚して引っ越したんだけど、ド鬱だったから冷静な判断ができなくて、



逃げるように家を出た。



どうやって今のアパートを見つけたのか、どんな手続きしたのか、まるで覚えてない。



引っ越してすぐに、就活。



何件か回ったけど、どんどん鬱が酷くなり、生活費を受けることになった。



その辺もほとんど記憶がない。



気がついたら、そうなってた感じ。



更に時間が経って、少しずつ浮上してきて、冷静になってきたのが、離婚から2年後くらい。



そして、引っ越しの時に、その衣装ケースを丸ごと忘れてきたことに気づいた。



全部が灰に。



全てがあたしの一部だったのに。



悔やんでも悔やみきれない。



かろうじて、イラストの方はタンスに入れてたから、今手元にあるけど。



あたしの描いた漫画たちは、あたしの子供みたいな存在だったのに。



全部焼却されてしまった。



痛恨のミス。自分の一部を、自分で葬ってしまった。



もういいや。考えても仕方のないことだし。



でも、一刻も早く、あたしはあたしを葬りたいと思う。



猫(なぜか元気になってくれた。ありがたい)いる内は、絶対に死なないよ。



だけど、猫というストッパーが外れたら、もういいやって思ってる。



あたしは、失った自分の一部を取り戻しに逝くんだ。



やりたいこともTちゃんの存在も、あたしのストッパーにはならない。



つらくて息苦しい。



ほんとに今日はダメだな。



眠って明日を迎えたら、少しは上がってるだろうか。



それとも、更に落ちてるだろうか。



あたしの生きた証は、十数枚のイラストだけ。



もうどうでもいい。



暗い記事でごめんなさい。



お読みいただきありがとうございます。