天&ツ&ラ「「「皆さんこんにちは!!」」」


天「当日誌の主、天狐です。」
ツ「相棒のツッチーです。」
ラ「解説役のランです。」
ツ「今回はどんな事を紹介するんですか?」
天「今回は中国の闇…国家に秘匿された秘密を紹介しよう。
少数民族が多数いる中国…その深部には、人の恐怖が垣間見えるだろう。」
ツ「脅かし過ぎですよ…」
天&ツ&ラ「「「それでは皆さん!!」」」
赤い夢にようこそ…
·謎の建造物
中国の砂漠の中央付近にそびえ立つコンクリートの塊。
広さはヴァチカン市国の約2倍を誇り、高い塀、機関銃を備えた監視塔、2重3重に巻かれた有刺鉄線…これらを間近で見た際の威圧感は、日本の刑務所とは比にならない。

中国はこの施設を極めて危険なテロリストを収容している刑務所と公式に発表。
職員の武装や数万人規模の収容容量を見ると、確かにテロリストが収容されていてもおかしくない。
しかし、ここで不可解な謎が一つ。
バイドゥマップス(中国版グーグルマップ)で同じ場所を見ると、そこにはなんと何もない。

(丸の部分が同じ箇所)
衛星写真では、様々な建物が写っているのに、地図上では無かった事にされている。
この建物の中の「凶悪な犯罪者」とはどんな人間で、一体何が行われているのだろうか?
ツ「ヴァチカン市国の倍ってどれくらいですかね?」
ラ「ヴァチカン市国の大きさは、0.44 km²なので、約0.88km²。
東京ドーム約20個程の大きさとなっています。」
ツ「めちゃくちゃデカい!刑務所とは思えません。」
天「こんな巨大な刑務所には、一体どんな凶悪犯がいるんだろうね?」
·画期的なシステム
更には全員目隠しをされ、後ろ手に拘束されているのだ。
彼らは全員潜在的テロリストとして扱われている。
しかし、我々が思い浮かべるテロリストの基準とはかなり異なっている。
何故ならばテロリストと判定するのは裁判官や検察ではなく、中国政府が作り上げたAI監視システムだからだ。
このAIは住民のあらゆる行動を24時間365日監視し、危険人物を自動的に発見する。
流出した文書(カラカシュ·リスト)には、収容されたテロリスト達の「不審な行動」が詳しく記載されている。
ツ「随分進んだ試みですね。
しかし、本当に見分けられているんですかね?」
天「まぁ中国だからねぇ…なんとも言えない。
じゃあ、彼らは一体何をしてテロリストと判定されたのかを見てみよう。」
·完璧な管理システム
ここまで徹底的に拘束される彼らは、一体何をやらかしたのか?
その理由を一部挙げると…「外国製アプリをダウンロードしていた」「スマホの時計を北京時間ではなく現地時間にしていた」「急に酒と煙草を止めた」「髭を長く伸ばした」「海外に住む親戚に電話をかけた」
…これは全てAIが検知した立派な罪状。
AIが異常を検知すると、200m間隔で設置された警察の検問所に警告がなされ、その場で取り押さえられてしまう。
そしてこの場所に連れて行かれるのだ。
勿論裁判も、調査も入らず弁護士を付ける事も出来ない。
AIが言ったからお前は今からテロリストだと本当に言われてしまうのだ。
しかし、そんな独裁システムにも唯一の穴があった。
そう、上空600mから見える衛星である。
これは不味いと中国政府は、中国版グーグルアースでは証拠を隠滅。
しかし、勿論周りが黙っていなかった。
証拠を突きつけたのは、世界中のジャーナリストやオーストラリアの戦略政策研究所の調査員の皆さんだった。
最初に奇妙な点に気が付いたのは、中国人のショーン·ジャン氏。
ある特定の座標だけが不自然なグレーで塗りつぶされているのだ。
気になったジャン氏と仲間はGoogleEarthの高解像度航空写真と重ね合わせると…とある建物が見つかった。
映像には必ず厚さ3m以上のコンクリートの壁と、四隅にそびえる監視塔が写っていた。
調査団がこの手法で手当たり次第に特定した収容施設の数は、380箇所以上。
その中には、ヴァチカン市国の約2倍の面積を誇るアジア最大の施設、ダバンチェン施設(上記の写真)も含まれていた。
更に驚くのが、その建築スピード。
2018年には、まだ何もない荒野だった。
それが僅か1年後には、数万人を収容する要塞が出来上がっていたのだ。
中国はただの広い砂漠に、無いはずの都市を作り上げ、世界最高クラスの警備体制を敷いている。
しかし何故このような場所を作り上げ、罪状まで捏造してまでここに人を閉じ込めるのだろうか…?
天「恐ろしく早い建築スピード。私じゃなきゃ見逃しちゃうね。」
ツ「1年で作り上げる規模じゃないでしょ…」
天「メイド・イン・チャイナだからねぇ…
何かしら壊れてそうではある。」
ツ「しかし、一体何が目的なんですかね?」
天「それは…捕まっている方達の『民族』と今も根強い問題が合わさった結果と言えるだろうね。」
・差別と支配
何故やってもいない罪をでっち上げてまで、無実の人間を収容するのか。
それは彼らが『ウイグル人』だからである。
顔を見れば分かる通り、彼らは一般的な漢民族(中国人)とは違いがある。


言葉はトルコ語に近く、宗教もイスラム教。
かつてこの場は東トルキスタンと呼ばれた別の文化圏だった。
しかし中国は無断で土地を占領、名を新疆と名付け、あたかも元からそうだったように国を奪い去ってしまったのだ。
勿論、ウイグル人達は強く反発。
「俺達の国を返せ!」「自由にしろ」等と不満が募る。
これこそが中国政府が恐れたこと。
ウイグル人達を野放しにすれば国は内部分裂待った無し。
だから…ウイグル人達の文化、宗教を消し去り、頭から中国人に変えねばならない。
そう…ここは巨大な矯正施設だったのである。
しかしこれだけの建物を隠し通す事は、流石に中国にも不可能。
それらが世界に晒された時、中国政府は何を語るのか…
天「中国はパクリ大国として有名だけど…これは度を過ぎてるね」
ツ「やってることがめちゃくちゃじゃないですか!
初めから違う国を侵略とはもう戦争ですよ!」
天「しかし流石というべきか、中国は驚きの主張を繰り広げるんだ…」
(都市伝説考察日誌 第五十四頁に続く…)

