D.history番外編 絶望の神ゼオウと希望 part2
ゼオウの圧勝か…?ゼオウ『…』ブワッ!!ゼオウ『!!』ラマザナス『中々破壊力のある一撃をぶつけてくれたな』ゾンナイト『しかし、ゾンビはそんな攻撃では消えない』ラマザナス達は全員復活していた。ラマザナス『いくぞ、皆の衆!』バッ!ラマザナス達は再び襲い掛かってくる。ゼオウ『トゥルースソード!!』ヒュヒューーーン…グサグサグサ!!!無数の剣がラマザナス達に炸裂するが…ゾンナイト『ゾンビ達は痛みを感じない!』スカルグーン『くらえ!』ゼオウ『フン』バシィィィィィン!!!絶望のオーラでラマザナス達は弾かれる。ラマザナス『…』ゼオウには攻撃が通じないけど、ラマザナス達はゾンビの体質を利用してゼオウの攻撃をくらっても復活する。これはまさにいたちごっこの状態だった。ゼオウ『なるほど…ゾンビという事は光属性が弱点か』ゼオウ(邪神族にもゾンビ系統の奴はいたかな。奴らは光を苦手としていた)ゼオウは邪神族の頃の記憶を引っ張り、ゾンビ系統の弱点を見抜いたようだ。ラマザナス『ワイトプリースト』ワイトプリースト『はい』ブワッ!ワイトプリーストは巨大な虫メガネのようなものを召喚した。ワイトプリースト『ふむふむ』ラマザナス『分かったか?』ワイトプリースト『ええ。どうやら奴のオーラは強力な絶望のエネルギーで形成されているようです』ワイトプリースト『あのオーラを突破するには奴を絶望させるほどのエネルギーをぶつける…あるいは、オーラそのものをすり抜けるなど無視することですね』ラマザナス『なるほどな。さすがお前の分析力は大したものだ』ワイトプリースト『ありがとうございます』スカルグーン『ちぇ、何か気に入らんな』ゾンナイト『ああ』ゼオウ『絶望のオーラの仕組みを見破ったか』ラマザナス『種が分かれば怖くはない』ゼオウ『だが、知っての通り、絶望のオーラを突破するだけの力がお前達にあるのか?』ラマザナス『今はない…が』ロッテンマン『ラマザナス様…あれを?』ラマザナス『ああ。力を貸してもらおう』すると…ジュイーーーン!!!ラマザナスの部下達は吸収されていった。すると…ゴゴゴゴゴ!!!ラマザナスの姿は変化し出した。その姿はスフィンクスの形を彷彿させる巨大なゾンビだった。ゴゴゴオォォォォォ!!!ゼオウ『むむっ』ラマザナス『これは惑星アンディ最強の戦力…アンデッドエンペラーだ』ゼオウ(部下を取り込み、戦闘力を大幅に上げたか。この力…)ゼオウは古の記憶を思い出した。そこに並ぶのは邪神族のメロス、ディオニス、サイア、ジムアルなどのメンツだった。ゼオウ『なるほど、奴らに相当する力を持っているという訳だな』ラマザナス『くらうがいい、ゾンビロア!!』オロロロロロ…ズドドドドオォーーーン!!!さっきよりも遥かに強化されたゾンビロアが放たれた。ラマザナス『これだけじゃ足りないだろ?ネクロウェーブ!!』ザッバアァァァァァン!!!続けてウェーブ攻撃が襲う。ラマザナス『まだだ!アンデッドスクラッチャー!!』ズドドドドオォーーーン!!!ラマザナスは腕から強力な突きを放った。ラマザナス『さあ、我が力の前に絶望するがいい!』ブワァァァァァ!!!ラマザナス『これは!?』ゼオウ『絶望?それは本気で言ってるのか?』ゼオウはピンピンしていた。絶望のオーラも放たれたままだ。ゼオウ『この程度の力が惑星最強の戦力とはな。笑わせてくれる!』ラマザナス『こいつ…』だが、これでゼオウの戦況が良くなったかといえば、そうじゃない。ゼオウ(問題は奴をどう突破するかだ…)ゼオウはゾンビ系統の弱点こそ把握したものの、ゼオウ自身に光の力は持ち合わせていない。絶望を好むゼオウからすれば、ゾンビ系統と同様に光は天敵も同然なのだから…。すると…ラマザナス『どうした?お前は何もしないのか?我が力の前に怖気づいたか?』ゼオウ『口を慎め!ディスペアード・ジ・エンドレス!!』ズドドドドオォーーーン!!!ラマザナス『ぐ…ぐおおおおお』ゼオウの必殺技がラマザナスに炸裂!しかし…ラマザナス『ゾンビは不死身…』ゼオウ『フン…』ラマザナス『そして、始まった。お前の終焉のカウントダウンが』ゼオウ『なに…?』次の瞬間ブオォォォォォ!!!ゼオウ『な、なんだ!?』ゼオウの体から不気味なオーラが放出され始めた。ゼオウ『うっ…』オーラが放たれるや否や、ゼオウは異変を感じる。ラマザナス『単調な奴で助かったぞ。お前が我を攻撃してくれたおかげで、呪いをかけることができたのだからな』ゼオウ『呪いだと…?』ラマザナス『ああ、アンデッドエンペラー発動時の我に攻撃した場合、その者に呪いをかけることができる…!』ラマザナス『呪いは相手の生命をじわじわと削っていく』ゼオウ『ほう…そういうことか』ラマザナス『正直、アンデッドエンペラーを発動しても、お前の戦闘力に至らない事は把握していた。だから、この形態で使える力でお前を葬ってやろうと決めたのだよ』ゼオウ『…』ラマザナス『相手に呪いをかける事なら、オーラもへったくれもないだろ?』絶望のオーラを攻略するという意味では前回の話での解説ならびに、今回の話でワイトプリーストが解説した通りだが、ゼオウを攻略するという風になると、こういった方法も出てくるのだ。ゼオウ『ごふっ…』ゼオウは吐血する。呪いの効果によるダメージだ…。ゼオウ『余がこんな奴ごときに…』ラマザナス『もはや我は何もせずに、お前を倒す事ができる』ゼオウ『調子に乗るなよ…死槍流!!』ドドオォーーーーーン!!!ラマザナス『痛くも痒くもない!』ゼオウ『絶望波動丸!!』ズドオォォォォォン!!!ラマザナス『ゾンビは不死身だ!』ゼオウ『ちっ』さらにゼオウ『ぐふっ』呪いのダメージは続く。ゼオウ(絶望の神がこんな事で…)ゼオウ(ぐぐぐ…下等生物の分際で…)すると…ブワッ…ゼオウ『なっ…』絶望のオーラが少し薄くなっていた。ゼオウ『まさか…』ラマザナス『さては我が能力の前に成す術がなく、絶望し始めたか?』ゼオウ『黙れ!』ラマザナスの言う通り、ゼオウは自身が不利な状況に陥った事で本能的に絶望を感じていたのだろう。それにより、絶望のオーラが弱まっていたのだ。ゼオウ(ここは1回撤退が無難か。いや、撤退したところで呪いの効果は続くだろう)ゼオウ(余がこんな奴に…)場面は替わり魔蓮『なあ、ヘラクレス』ヘラクレス『どうしましたか?』魔蓮『俺は基本的にお前の判断を疑うような事はしたくない。だが、どうしてもゼオウの事が引っかかるんだ』水王丸『国王様に同感だ。奴は今ごろどこかで悪だくみをしているかもしれない』ヘラクレス『気持ちは分かりますが、前にも話した通り、今のゼオウは俺と契約を結んでいる状態なので好き勝手に行動はできません』ヘラクレス『宇宙の住民達に危害がいく心配はないでしょう』魔蓮『ゼオウ自身が行動できなくても、例えば部下とかを率いて悪さする可能性もあるんじゃないのか…?』ゼウズ『確か邪神族のアジトでヘラクレスは奴の弟子とバトルしたんだよな?』ゼウズがいうのはシヴァの事だ。ヘラクレス『いましたね。しかし、シヴァはもういません』ガルザ『邪神族の戦力の事だ。他にも隠れた部下がいるかもしれないぞ?』ヘラクレス『安心してください。部下を率いたり仲間に頼ったりとか、そういった事もできないよう、俺はゼオウを復活させたのですから』魔蓮『どういう事だ…?』ヘラクレス『もうそろそろでしょう』ヘラクレスの言葉の意味とは…?part3に続く