D.history A.F Ⅱ 第112話 森の帝王
場面は替わりアルティア『ウッドブレイク!』魔蓮『フン!』ドォォォン!!魔蓮は両腕でアルティアの攻撃をガードした。ちなみに、この時の魔蓮はアルティメットモードを発動している。魔蓮『俺のアルティメットモードとやり合うとは…。これがフロンティアソウルの力か…』魔蓮(だが、何とかならない事はない。あの時戦ったジュウレンって奴に比べれば、ずっとマシだ)魔蓮『木ならこいつをぶつけてやる!バーニングドラグーン!!』アルティア『ほ、炎!?』ボォォォン!!!魔蓮の放った炎が激しく燃え盛った。…がシュルルルル!!!魔蓮『!?』無数の木の枝が魔蓮を目がけて襲い掛かってきた。魔蓮『ちっ…大風魔!!』ズバアアアン!!!アルティア『風の魔法まで…。君は多彩な戦略を持っているんだな』魔蓮『まあな!ラロザには負けてられないぜ』アルティア『なら、もっと俺を楽しませてもらうよ!』すると…ミシミシ…ゴゴゴ!!!アルティアの体は巨大な木と化し…アルティア『木魔神!!』魔蓮『フロンティアソウル以外にも、こんなえげつない力持っていたのか…』アルティア『俺は一応フロンティアブレーンの中でも、タワータイクーンのクロガネに次ぐ実力を持っているんでね!』魔蓮『なるほどな』アルティア『くらえ、ウッドバースト!!』ビィーーー!!!魔蓮『レインボーシャイン!!』ズドォォォン!!!両者の技はぶつかり合った。アルティア『この程度の技じゃ仕留められんか。ならば…!!』バチバチ!!!アルティア『メテオウッド!!』魔蓮『エネルギーの塊ってか…。おもしれぇ…受けて立ってやる!』魔蓮『フン…!』ゴゴゴオォォォ!!!アルティア『なに!?』魔蓮『レインボーアルティメットモード!!』魔蓮はレインボーアルティメットを発動!魔蓮『からのコメットドラグーン!!』ドガアアアン!!!魔蓮はメテオウッドを相殺した。アルティア『な…』魔蓮『一気に決める…!』タタタ魔蓮はアルティアに迫り…魔蓮『究極昇竜拳!!』アルティア『させん!大樹結界!!』ミシミシ!!アルティアは自身の周りにバリアを張った。ズドォォォン!!!アルティア『フッ』魔蓮の攻撃は大樹結界に防がれた。魔蓮『ニヤリ』…かと思ったが!バキィィィン!!!アルティア『!?』大樹結界は破壊された。魔蓮『くっらえぇぇぇ!!!』ズドォォォン!!!アルティア『ごふっ』魔蓮必殺の一撃がアルティアに炸裂!アルティア『あ…うぐ…』ふらふら強力な一撃にフラつくアルティア魔蓮『あんたに罪は無いのかもしれんが、だからといってそのままにしておくわけにもいかない』魔蓮『ちょっくら気絶してもらうぜ』アルティア『勝負は………まだついちゃいない!!』次の瞬間ぐらぐら魔蓮『うぉお…』周囲は激しく揺れ…アルティア『降臨せよ…巨大観音樹!!』アルティアは木で形成された無数の手を生やした巨大観音を召喚した。魔蓮『で、でけぇ…』巨大観音樹は、木魔神を発動したアルティアをさらに10倍以上上回る大きさだった。アルティア『この技はラロザに負けてから、修行を積み重ねて習得した技だ。俺の最大最強の技だよ!』アルティア『ゆけ、巨大観音樹!』ピピピィーーー!!!巨大観音はビームを撃ってきた。魔蓮『ドラゴンパニッシャー!!』ドガアアアン!!!魔蓮『うお…』両者の技は相討ちだったが、爆風の衝撃は大きく、魔蓮は吹っ飛ばされた。シュゥゥゥ・・・魔蓮『いてて…』アルティア『観音の攻撃はやまぬ!!』ズシンズシン…ブーーーーン!!!観音は無数の手を振り下ろしてきた。魔蓮『…!』ヒューーーン!!魔蓮は上空に浮上して回避魔蓮(あんなデカブツの一撃をくらったら、いくらレインボーアルティメットモードを発動していても、タダじゃ済まないぞ…)ゴゴゴ…魔蓮『ん…?』魔蓮は上を見上げるとアルティア『俺自身が攻撃できる事も忘れるな!メテオウッド!!』魔蓮『しまっ…』ズドォォォン!!!魔蓮『ぐはっ…』メテオウッドが魔蓮に炸裂。ヒューーーン…ドサッ魔蓮は地面に撃墜した。魔蓮『ぐぐぐ…ホント派手にやってくれるな』アルティア『感心している暇はあるかな?』ズシンズシン…ブーーーーン!!!観音が再び拳を仕掛けてきた。魔蓮『どぅおりゃああああ!!!』バチバチ…ズドォォォン!!!魔蓮『ドルストーラプロージョンだ!こんにゃろおおお!!』アルティア『あんな技まで…』ドルストーラプロージョンと観音はぶつかり合った。アルティア『負けるな!』…がピシッアルティア『むむっ!?』観音の拳にヒビが入り始めた。魔蓮『フッ…このままブーストするぜ!』そして…ズッシャアアアン!!!魔蓮の一撃がそのまま観音を貫通した。アルティア『巨大観音樹が!?』ズゴゴゴゴゴ…ズシャアアアアン!!!!観音はそのまま崩壊した。アルティア『そ、そんなバカな…』魔蓮『悪いが、こんなところで躓いている場合じゃないんだ。ゼノンの脅威に打ち勝つには…』ヒュッ魔蓮はジャンプすると魔蓮『くらえ、コメットドラグーン!!』アルティア『!!』ズドォォォン!!!アルティア『が…がはっ』魔蓮の一撃がアルティアに炸裂した。アルティア『つ、強い…。これがラロザの仲間…』ヒュゥゥゥ・・・ドサッアルティアは元の姿に戻ると気絶した。魔蓮『ふぅ…何とかなったぜ』*『ギガブレイド!!』魔蓮『へっ…?』ズドォォォン!!!突如、魔蓮を襲った一撃シュゥゥゥ・・・魔蓮『…!』魔蓮は間一髪のところで回避していた。魔蓮『おいおい、連戦かよ。しかも、相手はよりによって…』リアゴ『…』魔蓮『リアゴ…!』魔蓮を襲った人物の正体はリアゴだった。魔蓮『この感じ…間違いない。操られている…』リアゴ『侵入者…排除する!』リアゴとの再会も束の間リアゴは既に操られている状態だった。魔蓮『俺の虹の力も通じない以上、リアゴも力ずくで何とかするしかないな』するとリアゴ『は…はあああああ!!!』ゴゴゴオォォォ!!!リアゴ『真・翼竜変化改…!』魔蓮(リアゴの奴…最初から本気か。だが、それでも俺の方が上だ)さらに、次の瞬間リアゴ『うおおおおお!!!』バチバチ…ゴゴゴオォォォ!!!魔蓮『なに!?』リアゴの髪は伸び、腰の辺りまで届いていた。体も少し大きくなっており…。カアアアア…魔蓮(あいつの剣が光っている…)天王竜"あいつ…あれを完成させたのか?"魔蓮『天王竜…何か知っているのか?』天王竜"その昔…我々は主のバオウとより強力な力を得るために、修行に励んだんだ。そして、我々はバオウと1つになり、ある形態を習得した"魔蓮『ある形態…』天王竜"その名も…"リアゴ『竜王共鳴…!!』天王竜"リアゴと冥王竜の想いが1つになったのだ"魔蓮『なっ…』リアゴ『いくぞ…魔蓮!』魔蓮『…!』新形態を発動したリアゴを前に、魔蓮は勝てるのか…?TO BE CONTINUED