まだ午前中なのに、お風呂の浴槽の中に温かいお湯が入っていた。しかも、蓋の上に保温のためにご丁寧に毛布が掛けられている。
あれ?
おかしいな??
夜、お風呂から出た後必ずお湯を抜いてお掃除してから寝るてるはずなのに・・・。
と思ったら、台所から母の声が‼️
あれ?
一緒に住んでいないはずなのになぜ??
母は、台所で大きな赤いゴムの塊みたいなものを洗っていた。
みんなが大好きなホルモンを洗ってるの!
と、母が言った。
ホルモンってそんな形をしてるの?
知らなかった。と、ぎこちない返事をする私。
テーブルの前には老婆が座っている。
ずいぶん前に亡くなっている大叔母だった。
母は、小声で私にアドバイスする。
おばさんにご挨拶しなさい‼️‼️
長い間ご無沙汰ばかりで申し訳ございません。と、言え‼️と私の耳元で母の声がする。
長い間、ご無沙汰・・・と言いたいんだけど、
そこから先、私の口が動かない・・・
あわあわ・・・
また母のイライラした声がする。
早く言え‼️
ちゃんと言え‼️
上手く言え‼️
しっかりとご挨拶を‼️‼️
こんないい年になって、まだ母のアドバイスがないと挨拶一つまともにできない私なんて、最低だ・・・なのに、言えない・・・
母に叱られる。
情けないと叱られる。
情けない私・・・
ここで目が覚めました。
リアルな夢だった😭😭
いつも、ちゃんとしなさい‼️
あんたは気が利かない‼️と叱られていた愚鈍な私・・・。
そして・・・
ちゃんと出来ないまま、母の目の届かない所へと逃げ出した。
気が利かない女のまま、年を重ねている。