小学生低学年のある日

一人、家で、めちゃめちゃ暇だった時
ふと地震でもあれば遊園地気分に、なれるなぁー!

トンデモナイ事、思った瞬間
揺れました。
ビックリし、慌てて
神様ごめんなさい!と謝りました。

揺れが治まり、
あんなに真剣に謝った私なのに

やれやれ偶然って、在る物だなぁと
外にでると、シーンと総てが静まり
何時もとまったく違う世界でした。

今、思うと音のない、息吹を感じないと
表現出来ますが

その時は、独りぼっちの寂しさに
立ち尽くし、ただ泣きました。

その後、徐々に木が風に揺れ
時が流れだしホッとし
二度と可笑しな事は考えません!

と真剣に誓い、謝りました。

その時、
これは親に言ってはだめだ!と思いました。

何故なら暇つぶしに、地震を願った
トンデモナイ子供と叱られると思ったから…

今の私は、
話を最後迄、聞いてもらえないと思うよと


空想好きと思われても
こんな子供の話に耳を傾けてくれる親は
稀ですから…

話をきける、人にも成りたいと思う今に
万々歳です。