Hans Bellmer | angoの世の中フラリフラリと

Hans Bellmer

1902年生まれだから既に100年以上前にポーランド産まれたハンス・ベルメールは
後にナチスの党員になりナチスに傾倒した父親に真っ向から反発する為に
ナチスが最も嫌う荒廃のイメージだけで作品を創り出す

先ずは人体をバラバラにし
次にそれらを組み合わせる
それぞれはどこにでも結合できるので
如何なる組み合わせも可能になり

荒廃のイメージが膨らむ

理想的なポーズで
それを写真に撮り
人形という写真集を出版する

貴族の子飼いの時代が終わって
芸術家は表現し戦う事を覚えた

これは単に批判である嫌悪である
批判と嫌悪の作品なのだ

綺麗でしょ
可愛いでしょ

そう言う事ではない強烈な発信で
気分さえ悪くなるかも知れない


人形には普通魂が宿るから
オモチャの人形で無い限り
何かを発信するものだと思う


この場合
人形という題に適したものかどうかも定かではない

東欧の芸術家の奥は今でも深いと思う