フラリとかフラフラとか  | angoの世の中フラリフラリと

フラリとかフラフラとか 

ふと気がついてみたら
私は海より山の近所の渓流の方が好きだった

しかも連日暑いのである
海の潮風も
べたつく汗も
四六時中の波の音も
何となく好きではないのでした

初日
品川を昼少し前に出て
3時間半ほどで鎌倉
縛り付けた荷物ごとだからそんなもんだろう
鶴岡八幡宮の
簿っきり折れた銀杏にも興味があったけれど
秋遠足だろうか
必ずあそこに止まる遠足バスから降りてくる子供たちを眺めて八幡宮は無視
あの階段を上り詰めてみたところで私にはする事がない

建長寺の入り口で休んだ時に思っていた澁澤家
下り坂にすっかり総てを忘れて
葉山から城ヶ島まで下った
昔に見た三崎漁港は
もう既に無く
妙に拡大の計画が進み
そこにマグロの制限がかかり
なにやら大掛かりな話は中断らしい

それにしても
こんな小さな半島なんでもないと思っていたら
上り下りばかりで
ジェットコースターなのでした
相模湾の側で富士山が見えたのは一日だけ

こんな小さな半島には渓谷などは無いから
どこからか内陸に入らなければと思いながら地図など眺めてみたり

フラフラするのなら割と簡単でしょうが
フラリフラリと言うのは少し難しい
目的が何か別にあってそれに絡んでフラリが成立するようなのだ
まったく目的なしで
ただ居たところでそれは只のフラフラなのでした

三崎も城ヶ島も
何となく只何となく其処に在っただけで
かつて其処に行った頃の何かが蘇るでもなし
胸突き八丁を亀の速度で登りつめ
三浦半島の天辺に広がるうねった畑を眺めて
今度は東京湾側を横須賀を過ぎた辺りから
西へ横断してまた鎌倉由比ガ浜辺りに出て
小田原方面でも行こうかな
江ノ島ももう一度渡ってみたい気もするが
あの裏側辺りに野宿で切れば
海しか見えずいいかもしれない

何も考えてはいないのでした
毎日とても暑い