シャーリー.ビンセント.コノリー
その頃は戦後40年も経っておらず
何処の誰かも判らない日本人が突然現れた
真夜中を過ぎて勝手に入ってきたその男は
家族になった
その家の家長はお母さんだった
三人の息子の他にもう一人加わった
8月の初めに
お母さんの誕生日の為に皆で
朝からディナー
を計画し
お母さんとボーイフレンドのおじさんとを招待した
二人がバルコニーにいる間
ドラ息子たちは
居間でテレビを見ながらゴロゴロしていた
薄っすらと涙を浮かべたお母さんが
ありがとうと言って
みんなの首をへし折りそうになった
皆も
今日はママが優しかった事に驚いた