殺人事件 | angoの世の中フラリフラリと

殺人事件

殺人事件

 

ある日、その町の老人が見知らぬ男に数箇所を刃物で刺されてころされた。

その前にあった別の事件の容疑者と、今回の容疑者のモンタージュがよく似ていた。

 

いずれの場合も金品を物色しておらず、最近よくある通り魔的な事件であろうと地元の警察は見当をつけ、事件当日のニュースもそう伝えた。

数日後に、「金に困って、わたしが刺しました」とすんなりと認める容疑者が逮捕され、何故の事だったのか、どんどん自白していると言う。 

警察は強盗殺人で再逮捕したと発表し、テレビのニュースで伝えられる。

 

なんだか納得のいかないそのニュースが伝えられて以後、この事件は強盗殺人事件になって報道されたのだった。

私の身近からは、その事に対する疑問は、誰からも湧いて来ない。 

犯人が捕まって良かったなと思う気持ちが強いのか、元々遠くの事件で身近な事でもないし気にしていないのか。

 

人殺しは、今どんなに頻繁な出来事であろうとも、市民にとっては起きないに越したことは無い事であることは確かだろう。 犯人の野放しも怖かろう。 

 

その事と、金品を奪っていない、物色の後の無い、強盗殺人事件があっても良いではないか。 と言うことは別だがなと思ったのです。