こんにちは!ポケットフォルダー印刷通販専門店 ADFile(アドファイル)です。
イラレのデータを印刷したときに、一部のデータが消えて印刷されたり、以下のようなイメージで印刷された経験はないでしょうか?
私もこのような事例を今までに何回か見たことがあります。
これは、オーバープリントという設定がされていることが原因の可能性があります。
データによってはオーバープリントの設定で印刷されてしまうと大変なことになりかねません。
オーバープリントを理解することで、印刷のトラブルを避けることができます。
オーバープリントについて
オーバープリントとは、色を「重ねて印刷」することです。オーバープリントは、「ノセ(スミノセ)」とも呼ばれています。
オーバープリントをすると、前面のカラーが背面のカラーに重ね合わされますが、白いオブジェクトの場合はパソコンのプレビュー上では見えていても実際に印刷されるとオブジェクトが消えてしまうことがあります。
また画面上で確認している色味と印刷した際の色味は異なることがあります。
イラレでのオーバープリントの解除・設定方法
イラレでのオーバープリントの解除方法についてです。
1.ウィンドウ → 【属性】を選択
2.「塗りにオーバープリント」のチェックボックスを外す。
イラレからオーバープリントのプレビュー確認方法
イラレでは、オーバープリント設定の適応結果をプレビューすることが可能です。
メニュー → 表示 → オーバープリントプレビュー(チェックを入れる)
商品を受け取ってから印刷ミスにが発覚したらショックが大きいですよね。
データの入稿前にプレビュー機能を使って確認をしてみることをお勧めします。
墨ベタのオーバープリント回避方法
墨ベタ(K100%)のオーバープリントを回避するためには、以下の方法で可能です。
①CMY の他のインキを混ぜる
黒を墨ベタ(K100%)ではなく、何か他のインキを1% でも混ぜることで、墨ノセを回避できます。
②リッチブラックの使用
リッチブラックを使用する事で、墨ノセを回避できます。
K100%のオブジェクトは、下記の[例1]や[例2]のように自動的にオーバープリント処理がされます。
下に配置しているカラーの上にK100%を重ねて印刷するので、前面にある色と背面にある色が混ざり、背景が透けてしまうような現象が起こります。
オーバープリントされないようにする場合は、K100%に別の色(シアン1%など)を加えてK100%(C0% M0% Y0%)の状態を回避する必要があります。
まとめ
オーバープリントの問題は従来からありましたが、このようなトラブルはデータの作り方しだいで未然に防ぐことが可能です。オーバープリント設定の有無はデータチェックの対象にならない印刷所がほとんどです。 使用される際は自己責任となりますので、データ入稿の際には必ず確認をしていただきたいです。
簡単ではありましたが今回はオーバープリントについてご紹介しました。
少しでもご参考いただけましたら幸いです。
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