こんにちは!ポケットフォルダー印刷通販専門店 アドファイルです。
大切に保管していたはずの本が、いつのまにか黄色く色褪せていたり、反り返ってヨレヨレになってしまったりという経験、皆さんあると思います。大切な本だったり、コレクションだったり・・・。
その原因は「紙の劣化」がほとんどです。さまざまな用途にも用いられる紙ですが、間違った方法で保管をしていると劣化を引き起こしてしまうことがあります。今回は、紙の保管方法について、ご紹介します。
紙は劣化してしまう? 紙の劣化が起こる原因とは?
なぜ紙は劣化してしまうのか。紙の劣化を防ぐためには、その原因を正しく理解することが大切ですよね。紙の劣化を引き起こす主な原因は何か詳しく見ていきます。
紙の中に含まれていて、木材がもともと持っている成分である「リグニン」は、光に触れると変色する性質があり、時間の経過とともに紙の劣化を引き起こします。
紫外線は人の肌に悪影響を与えますが、同じように、紙そのものを劣化させ印刷を退色させてしまいます。
貴重な書籍は、なるべく紫外線から遠ざける必要があります。
紫外線の他にも、太陽光に含まれる赤外線は、熱を生み出す性質があり、紙を乾燥させて劣化を進めてしまいます。
紙にとって保存に適した理想の温湿度は、温度20度前後、湿度60%前後とされています。それよりも高温になるほど紙の寿命が短くなることが明らかになっていますし、湿度が高くなると、カビが発生するリスクが高まるため注意が必要です。また、チリやホコリが蓄積することで、紙を汚してしまったり、カビや虫が発生したりするため、紙の劣化を進めてしまいます。
空気中には紙にとって有害なガスが数多く含まれています。アンモニア、酢酸、ギ酸、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドなどです。紙の劣化を進めるこうした有害ガスは、自然の木材(杉や檜)からも発生しますし、建築資材から発生するものもあります。
紙の劣化を防ぐためには
紙の劣化を防ぐ、もしくは遅らせるためにはどのような手段があるでしょうか。
紙はその性質上、どうしても経年によって劣化してしまうもので、それを完全に止めることはできません。ただし、正しい保管方法と保管場所を守ることで、劣化を遅らせることは可能です。
大切なのは、劣化の原因となる要素をしっかりと取り除くことです。例えば、紙の色褪せの原因となる紫外線は、直射日光を避けるためにカーテンをつけたり、太陽や蛍光灯などの光を遮ることで防ぐことが可能です。紙を倉庫などで保管する場合には、空調などを上手に活用して庫内の湿度・温度を一定にすることも効果的でしょう。また、カビや虫の発生を引き起こさないために、紙を保管する場所は定期的に掃除をして、常にきれいにしておくといいですね。
紙の劣化を予防する方法としては、ラミネート加工が効果的だと言えます。UV加工のされたフィルムを利用すれば、ホコリはもちろん紫外線もしっかりとカットすることができ、紙の色褪せや劣化のスピードを大きく遅らせることができます。大切な印刷物にはラミネート加工を施すことをおすすめします。
しかし、ラミネート加工した印刷物であっても、火事や地震などの災害によってダメージを受けてしまうリスクはゼロではありません。天災・人災を含め万が一のときのためにも、大切な書類や印刷物はデジタルデータとして別途保管しておくことが大切です。印刷物を作成したら、その都度バックアップデータを取っておくようにしたいですね。
まとめ
今回は紙の劣化の原因や、劣化を予防するための対策などをご紹介しました。
カタログやパンフレットなどの紙資料を、ただ置いておくだけでは、どんどん劣化してしまうことがおわかりいただけたと思います。
保管環境としては冷暗所がいいですね。特に光による劣化が激しいので日光や蛍光灯の光に注意したいです。
紙の劣化の原因となる光やほこり、虫などからなるべく遠ざけるために、保管場所を暗くしたり、空調に気をつけたり、掃除をまめにするようにしたり、今すぐできることはいろいろとありそうです。
大切な書籍など、少しでも紙の寿命が延びるように丁寧に注意して扱っていきたいですね。
バッグ型・名刺ポケット付きなど種類豊富で選べる形!4色フルカラー&オフセットUV印刷で高級感のある美しい仕上がりです。
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