昨日の記事では、

歌っていると
段々遅れていく場合の原因と、
その対処法の一つである、
各フレーズの歌い出しの
準備の大切さについて
書きました。

コチラ下差し

『【ケーススタディ】曲を歌っていると、どんどん遅れていくのは、』今日新潟は、久しぶりの雨。今日をもって梅雨入りのようです。今年は梅雨入りが遅かったですね。キレイな紫陽花も所々で見られています。♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪曲を歌って…リンクameblo.jp




それに関連して、
歌ならではのこと、
言葉の処理の仕方について
今日は書いていきたいと
思います。



言葉には、
子音と母音がありますね。



歌う際は、それらの処理を
考えて歌う必要があります。



昨日のケーススタディである、
歌っていると段々遅れてくる、
という場合の対処法でもありますが、
それと同時に、
言葉をより伝えるテクニック
としても、とても大事なことです。



さて、ここで質問です。



言葉を音楽に乗せていく歌の場合、
(ここでは、子音から始まる言葉の場合)
言葉が乗るべき拍の、

頭に来て欲しいのは、
子音でしょうか、
それとも、母音でしょうか?






例えば、こんな感じです。



「さくらさくら」の歌の場合。
(上段が音、下段が歌詞)


ホワイトボードが汚くてすみませんあせる


となりますね。


子音が拍の頭に来る場合は、





となります。


一方、
母音が拍の頭に来る場合は、





となります。



さて、どちらでしょうか?






チッチッチッ。。。。笑






はい、答えは、

母音が拍の頭に来る、です!





正解の皆さん、
おめでとうございます!!笑




上記に書いたものをご覧いただいて
一目瞭然かと思いますが、
子音を拍の頭に発音すると、
音の進みに遅れが生じることが
お分かりになるかと思います。




反対に、

母音が拍の頭に来るよう、
子音を早めに発音する方は、
音楽が前に進んで行きやすくなります。



音楽は、流れが命、です。



五線譜の五線は、
川の流れを表しているとも言われ、
音楽の流れそのもの、とも
言えるかもしれません。



では、子音を早めに発音して
母音を拍の頭に発音するには、
どうすれば良いでしょうか?

と言う声が聞こえてきそうです。



子音を早めに発音する、と言うことは、
早めに発音し始める、とも言えます。



先ほどの、

「さくらさくら」を
例に挙げると、

以下のようなタイミングで
発音し始めてください。
(一番上の段は、拍。「と」は半拍)




「さくら」と言う言葉の

最初の子音「s」は、
音の出だしのカウントの

4拍目裏拍から
発音し始めると、
音楽の流れに

乗っていきやすいだけでなく、
言葉がより伝わるようになります。
(早すぎる!と感じるかもしれませんが、
これくらいが丁度良く聴こえていますので、
試してみてください)



言葉の頭の子音は長めに発音する、
これは歌の鉄則です。



そのために、

音楽に乗り遅れないよう、
早めに発音し始める、

と言うことが
大事になってくるのですね。




また、

子音を長めに発音するコツが
あります。



それは、
子音を発音する時から、
息をしっかり流す

と言うことです。



母音の発音は、

子音の発音時よりも
息を流しやすいのですが、
子音は、

余程気をつけていたり、
慣れていないと

難しく感じるかもしれません。



それができるようになるために、
繰り返し練習するのですね。



今日は、

子音と母音の曲中での
処理の仕方と、
子音の発音のコツについて
お伝えしました。



何か参考になる点があれば
幸いです♪





今日もご覧いただき、

ありがとうございます♪





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