紫色について、なぜ赤と青の光を混ぜると、それらより波長が短いはずの紫になるのかブログに書いたことがある。

どうして光の三原色の赤と青で紫になるのですか? | aderontoのブログ

光の三原色の赤と青で最短波長の紫になる理由 | aderontoのブログ

 

紫色は光の三原色の赤と青でできる理由を上記のブログで書いたが、それとは別の紫が見えるケースとして虹の紫や、それを人工的に起こすプリズムによる紫がある。それは上記のブログの中で参照した以下のページにある赤青緑の錐体の感度のグラフでは説明できない。

http://fnorio.com/0074trichromatism1/trichromatism1.html

 

そこで、各錐体の感度について検索すると以下のページのFigure 5のように、赤錐体の感度が青のところで上がることが判った。

Visual Appearance of Nanocrystal-Based Luminescent Solar Concentrators

 

従って、周波数の高い領域で青錐体の感度が上がると同時に赤錐体の感度も少し上がる領域がある。

そのため青と赤が両方感じられて脳の中で紫が生まれる。

 

眼の遺伝子がこのようにできているわけだが、それはできるだけ多くの色をつけて、物を見やすく区別できるように進化してきたからだ。そのほうが多くのものが見分けられ、木の実の熟し度合いが色で分るのだから。