皆さんどうも、あでりんです。

 

今回は『モンスターハンター』シリーズの最新作について紹介します。

前作にあたる『モンスターハンターワールド』発売から約3年、待望の新作『モンスターハンターライズ』 ( 以下『MHRise』 ) がついに発売。この日を待ち望んだ人も多いことでしょう。

 

様々な要素が追加された今作『MHRise』。

その作品内容や新要素、プレイした感想などを紹介します。

 

MHRise始動。解き放て、狩猟魂

今回の記事はVer.2.0.0時点のものです。
 

『MHRise』は2021年3月26日にカプコンから発売された「ハンティングアクション」ゲーム。プレイ機種は「ニンテンドースイッチ」で、今作のキャッチコピーである“いつでも、どこでも、だれとでも”にマッチしています。

 

全体的なゲーム内容が前作『モンスターハンターワールド』よりもポータブル作品( 『モンスターハンターXX』以前の作品)に近いので、ワールドを未プレイのユーザーでも楽しめます。

また今作は「シリーズ初の据え置き任天堂ハード」ということもあってか難易度はひかえめで、モンハン初心者にもおすすめできる作品です。

 

和を基調とした「カムラの里」が舞台の物語

 
作品ごとに拠点が異なるモンハンですが、今作は和の要素が多い「カムラの里」が拠点となります。和風チックな服装やキャラクターの名前、里の食事場にあるお団子など親近感があり魅力的です。
 
特に今作の受付嬢である「ヒノエ」と「ミノト」はとても人気で、前作の受付嬢とはいろいろと扱いの差が出ています。気になる方は「モンハンワールド 受付嬢」と検索してみてください。
 
 
またシステム面の話では里内でのショートカット移動ができ、「自宅」や「集会所」「オトモ広場」などの里内移動も苦にならなくなりました。
 
そんなカムラの里を舞台とした今作では多くの要素が追加。新しくなった狩猟のかたちを見ていきましょう。

新たな要素やアクションの数々

オトモガルク

 
いまやシリーズではおなじみとなった「オトモアイルー」ですが、今作は「ガルク」といった犬型のモンスターも味方として連れ歩けます。このガルクの魅力はハンター(プレイヤー)乗せて移動ができることです。
 
ガルクがいることでクエスト内の移動や探索が快適になるので、ハンターのオトモとしてこれから長い付き合いになるでしょう。
 

ヒトダマドリ

 
今作にて初登場した環境生物「ヒトダマドリ」。
このヒトダマドリを獲得することで、クエスト中に限りハンターの能力値が強化されます。マップのいたる所に配置されているため回収が手間ですが、ヒトダマドリによる能力上昇は侮れないため最初のうちはしっかりと集めましょう。
 
ヒトダマドリは数種類おり、どれを獲得するかによって上昇する能力が変わります。種類による能力値は以下の通り。
  • 緑ヒトダマドリ:体力の最大値上昇
  • 黄ヒトダマドリ:スタミナの最大値上昇
  • 紅ヒトダマドリ:攻撃力の上昇
  • 橙ヒトダマドリ:防御力の上昇
  • 虹ヒトダマドリ:上記の全能力が最大値まで上昇
ヒトダマドリによるステータスの最大値は「花結」という装備品により決定されます。この「花結」は数種類ありストーリーを進めるともらえるので、自身にあった花結を見つけてみましょう。
 

翔蟲(かけりむし)



 
 
翔蟲」はアクションの要となるシステムです。
プレイヤーは「翔蟲ゲージ」として翔蟲を所持しており、これ消費することで様々なアクションを行えます。使用された翔蟲ゲージは一定時間経つと回復するので、気軽にプレイできるのもいい点です。
 
翔蟲は使用すると「鉄蟲糸(てっちゅうし)」と呼ばれる強靭な糸をだし「疾翔け(はやがけ) 」という高機動アクションも可能に。イメージとしては『スパイダーマン』の糸での移動や『進撃の巨人』における立体機動装置のような挙動でしょうか。
 
この翔蟲は後述する「鉄蟲糸技」や「操竜」でも使用します。
 

鉄蟲糸技(てっちゅうしぎ)



 
 
鉄蟲糸技」は今作における“必殺技”のような要素です。
翔蟲を使用することで攻撃や補助、回避や防御といったアクションを行えそのどれもが強力な性能を有しています。
 
鉄蟲糸技はゲージが自動回復するので使用頻度はおおく、狩りを大きく左右する要素です。また、条件を達成することで新技を会得できるのも鉄蟲糸技の大きな魅力でしょう。
 

操竜(そうりゅう)



 
 
操竜」は翔蟲の鉄蟲糸を絡ませることでモンスターを意のままに操れる技。
操竜状態のモンスターは移動や回避、攻撃を行えます。操竜中に他のモンスターを攻撃することで、相手の体力を大幅に削ることができるので積極的に狙うといいでしょう。
 
この操竜状態にするには条件がいくつかあり
  • 鉄蟲糸技を数回当てる
  • 操竜状態じゃないモンスターの攻撃が当たる
  • 操竜状態で突進離脱をモンスターに当てる
  • 猟具生物「クグツチグモ」を使用する

などが挙げられます。

 

非常に強力なシステムなので有効活用していきたいですね。

 

全体のゲームバランスは?プレイした感想

 
まず率直な感想ですが
新規プレイヤーに配慮された作品
だと個人的には思いました。
 
理由として
  • 里内のショートカットをはじめとした便利機能の充実
  • 歴代シリーズに比べて圧倒的に難易度が低い
  • 翔蟲による強力かつ多彩なアクション
これらの影響が大きいです。
 
プレイ機種も「ニンテンドースイッチ」になり新規プレイヤーが増えたので、個人的にはとてもいい調整のゲームといえます。またゲーム内にいくつか強武器(主にライトボウガン)があるため、攻略に困った時には使用してみるのもいいでしょう。
 

最後に

 
今回は「MHRise」についての作品紹介をしました。
今までの新規プレイヤーが入りずらいモンハンのイメージとは違い「和」の雰囲気や調整された難易度が好印象のゲームです。
 
しかし歴代シリーズプレイヤーからすると、少し退屈な難易度かもしれません。ですがアップデートで「ヌシモンスター」や「古龍種」といった強力なモンスターも追加され、今後のアップデート次第では超高難易度クエストの追加もあり得るでしょう。
 
新規プレイヤーやシリーズプレイヤーも楽しめる「MHRise」。
皆さんも“一狩り”してみてはいかがでしょうか。