現地に着くまでは、フィリピンのスラム街で裸足に汚れた服、あるいは服を着てなくて、衛生状態が悪いところだから医療面でサポートしよう!
と考えて。
せっかく大学で看護学を学んでいるのだから今後のためになるように、と
9月18日
マニラについてピックアップ担当のトーティーとジェニーと会って、もちろん会話はすべて英語で、ほとんど中学英語しか話せないけど分かってくれて、
街中を移動、
空港の周りは20階だて30階だてのビルが多く立ち並ぶ発展したところだったけど、
すぐプレハブで出来た家やベニヤの薄い板で出来た家が立ち並ぶ光景に、空いた口がふさがりませんでした。
お店だって道路のわきにパラソル広げて品物を並べてるだけ。
カバーがあるわけではなく、野菜、フルーツも包装されてなくて、
日本がいかに"過剰包装"なのか…
ほんと思い知らされた
道路は信号も横断歩道もなくて、法定速度も交通ルールもほとんどない。
急な車線変更し放題、スピードも日本では高速レベルの速さで一般道爆進。
まるでアトラクションだね、ってトーティーとウェンが言ってた笑
活動する拠点があるスラムについた時、
現地NGOの子どもたちのハッピーキッズが走ってきて抱きついてくれて、
笑って"HELLO!こんにちは!!"って、
元気で元気で。
『スラムの子どもたちはゴミの中で生活しなきゃならない、ご飯も食べられなくてお腹空いてて可哀想、きっと楽しくなくて笑顔がないはず』
という勝手な思いでいたけど、
実際にスラムで生活する子どもたちはとても明るくて笑顔が輝いてて、日本の子供たちより楽しそうだった。
なんて勝手な妄想をしていたんだろう、可哀想だなんて、先進国日本であったかいお風呂、蛇口をひねればとめどなく出る水、スイッチつければ部屋中明るくなる電気、
快適なエアコン、歩道、信号があって、安全に渡ることができる道、パソコン、テレビ、ゲーム…
恵まれすぎた環境にいることで、自分はスラムの人よりは立場が上、可哀想な人たちを助けることができる…
自分では全くそんなこと思ってないって、信じてたけど
NGO代表、マスターの
日本の最高学歴者である大学生が、18をすぎた大人が、親に学費出してもらって生活費出してもらって、それを当たり前と思って両親に感謝もせずにノコノコとこんなとこまでボランティアにきたのか?
お前ら何ができる!!ただの大学生に何ができるんだ!!
感謝ってのはな、心で感じて、謝るくらいありがとう、申し訳ない、って思ってするもんだ!!誰でもできる身近なボランティア、親孝行してるか!!??
いつも両親に感謝してるってやつ手を上げろ!!
と怒鳴られた時、
何もしてない、行く時だって、
いってきます、頑張ってくるね、
っていうありきたりな言葉しかかけられなかったな…って
親にボランティアしてないのに、他の誰にボランティアするんだ!
お前ら馬鹿か!!変態か!!
って、怒鳴られて、初日は、たいへんなとこ来ちゃったな…って思いながらお説教きいて、
大きなゴミ箱みたいな桶に溜めた水を手桶でかけて入るお風呂(初日のホームステイ先にはシャワーありませんでした)
お湯出ないしトイレと隣り合わせで
衛生的にはどうなんだろうって不安だったけど
スラムでお風呂があるのはとても貴重で、水も貴重で…入れることに感謝でした…
9月19日
この日は朝からスモーキーマウンテンでのパンの配給と服の配給、傷の手当等行いました。
アンパンくらいのサイズのコッペパンが6個入りで12ペソ。
日本円で24円で買えます
子ども一人に一つ配るので1個4円。
服はメイドインChinaの格安で、上下セットになっているもの1着50ペソ。100円。
たった約105円で一食と衣服をプレゼントすることができるんです。
ペットボトル1本に満たないような金額で。
このことに衝撃を受けたと同時に、
日本にいて、わたしはどれほどの無駄遣いをしてたのか考えました。
普段からそんな高級な食べ物、1着1万とかするような服を買うようなことはしないけど、だからと言って1着100円ってことは絶対にない、
そもそも日本では100円では売ってないけど、そんな服じゃみっともない、恥ずかしい、なんて自分だったら思う…
でもスモーキーマウンテンでは服を着ていない子ども、着ていても汚れていて、ボロボロで、
服を渡した時に、まだ幼稚園小学低学年の子どもたちが、『テンキュー』『サラーマット(フィリピン語のありがとう)』って言って笑顔で喜んでくれた時、
今までの自分が情けなく、恥ずかしくなりました。
日本では食べる前には手を洗ってから、綺麗にするけど
スモーキーマウンテンにはそもそも水道がない家の方が多いです、
どこで手を洗うの?
集落に1つだけある井戸の水?
雨水がゴミの山を浸透して溜まった井戸の水は洗濯にしか使わないって…
ゴミ山にはペットボトルみたいなプラスチックだけじゃなく、ありとあらゆるものがあるんです、
犬のフンも、トイレが無いのだから人間の尿も………
そんなところにパンを落としちゃっても、子どもたちは拾って食べます。
それがその日の1回だけの食事の子もいるから。
そこは衛生状態最悪で、悪臭もして、ハエも何千何万といて、配給してる間わたしには10匹くらい常にまとわりついてました。
手足だけじゃなく顔にも。
汚いと思いますか?
でもそんな環境で生まれ育って、そこでしか生きることができない人もいるってこと、
それを知って
実際に肌で感じて
日本に生まれたことを感謝することが出来ました。
マスターが言っていた
心で感じて心で感謝
わかった気がしました
ここまでで1回きろう…笑
長すぎると……