おはようございますビックリマーク

本日の茨木市は晴れときどき曇りになるでしょう晴れくもり晴れ

最高気温は29°...今週から気温は30°の日が続くようですあせる

まだ6月なのに、梅雨入りや台風の情報が見られません汗

今年は梅雨無しでしょうかねぇ魂が抜ける

今日もこまめな水分補給と手洗い・うがい、それにシッカリ歯みがきをして唇

お口を潤しむし歯や歯周病、そして感染症の予防対策を心がけましょう歯

 

こんな記事を見つけました目

 

歯みがきとは「除菌」だ!

「うんち」より菌密度が高いプラークを除去し、むし歯・歯周病に勝つ「おとなの歯みがき」とは

 

「歯みがき」とは何か。口臭予防や食べカスを除去することだと考える人も多いだろう。

だが、本質はあくまでもむし歯菌と歯周病菌を除菌することにある。プラーク(歯垢)は最初は無害だが、なぜむし歯の原因となるのか。むし歯・歯周病にならないための「おとなの歯みがき」を伝授する。

* 本稿は『おとなの歯磨き』(伊東材祐著、フローラル出版)の一部を抜粋・再編集したものです。

■ おとなの歯みがき

(1)歯みがきとは「除菌」だ!

  「うんち」より菌密度が高いプラークを除去し、むし歯・歯周病に勝つ「おとなの歯みがき」とは

 

(2)ギリギリギリ…「歯ぎしり」がむし歯を招く!

  病原菌の本当の隠れ家は真夜中に作られる

 

(3)おとなは歯みがきを何分間すべきか?

  3分間では圧倒的に足りない!

 

「7つ道具」を使いこなしプラークを落とせ

 

なぜむし歯ができるのか

じめじめして生温かい口の中では、今、これを読んでいるその瞬間にも、じわじわ細菌が増え続け、何億、何兆にも達します。

そして、口の中の菌がもっとも繁殖する時間帯の就寝中ともなると、菌が密集するプラーク内は、うんちよりも菌の密度が高くなっています。

 

少々汚い話になってしまいますが、事実なのであえてしっかり考えてみてください。

皆さんの口の中は、今現在も、うんち以上の物がこびりついているのです。

 

ただ、これらの菌、すべてが悪いわけではなく、良い菌も悪い菌もいますが、歯みがきにおいてとくに気をつけていただきたい菌が、むし歯菌と歯周病菌です。

 

この2つの菌を除去するような歯みがきができれば、他の悪い菌も除去できるので、とにかくむし歯菌と歯周病菌の2つを減らすことを大切にしていきましょう。

この2種類の菌は、まさに読んで字のごとく、むし歯菌はむし歯を作り、歯周病菌は歯周病を生み出します。

 

ここで悲しいお知らせをしなければなりません。残念なことに、これらの菌、減らすことはできてもゼロにはできないのです。

しかし、何もしなければただただ増え続け、あなたの口内を蝕(むしば)みます。

勝利はなくとも戦い続けなければならない。

 

それが、むし歯菌と歯周病菌との戦いであり、この戦いを少しでも有利に進める唯一の方法が「おとなの歯みがき」なのです。

歯みがきというと、口臭予防や食べカスの除去と考える人もいますが、これらはあくまでおまけ。

 

歯みがきとは、むし歯菌と歯周病菌など、病原細菌を減らすためにおこなうもの。

つまりは除菌こそが歯みがきの大切な本質なのです。

 

■ プラーク(歯垢)は最初は無害だが徐々に有害化する

皆さんもよく知るズキンズキン痛む黒くて大きな穴が空くむし歯。

一体、どのように作られていくのでしょう?

 

そもそもむし歯を作り出しているのは、その名の通り「むし歯菌」です。

私たちの口内にいる何億・何兆もの菌は、実は生後間もない時期には、ほぼ存在しません。

 

多くの菌は、生後6カ月頃の乳歯が生え始めるタイミングで両親などから感染しはじめ、歯に付着していきます。

もっとも感染するのは、生後18~30カ月ごろ、特に奥歯の生える2歳半頃は要注意です。

 

歯の表面はツルツルしているのにどうして菌がくっつくのか疑問に思うかもしれませんが、歯の表面には歯を守るための唾液成分でコーティングされた「ペリクル」という薄い膜が張られています。

このペリクルに無害な菌が付着し、だんだんと密集していきます。

 

このように菌が密集している状態を皆さんも聞き馴染みのあるプラーク(歯垢=しこう)と呼びますが、このときはまだ、見覚えのある白いネバネバした物質ではなく、人体への害もほとんどありません。

しかし、時間を追うごとに、プラークの上にむし歯菌や歯周病菌がくっつき、より強固で有害なプラークへと変貌します。

 

無害なプラークは簡単に除去できますが、有害なプラークに発展すると、ふだんの歯みがきでは落とすことのできない厄介者へと変わってしまいます。

無害から有害で厄介物へと変わるプラーク。この変貌にはむし歯菌のある特性が強く影響をしています。

 

■ むし歯は口内の酸化という化学変化が招く

無害なプラークの上に付着したむし歯菌はここから大活躍します。

むし歯菌は糖を主食としていますが、これを食べたとき「グルカン」という物質を出します。

 

このグルカン、とてもネバネバしていて、プラークと歯をより強力にくっつけたり、菌同士のつながりをより強くしていくのです。

こうして、プラークは、皆さんがよく知っている、あのネバネバの塊になっていき、数多くの菌をくっつけて、プラーク内でどんどん成熟していきます。

 

プラークを形作るグルカンは、水に溶けない不溶性。そのため、菌の働きを抑制する唾液もこの中に入っていくことができないため、むし歯菌を始めとする菌たちにとって、プラーク内は完全な安全地帯。ここで菌たちは、ぬくぬくと育ち、どんどん繁殖していきます。

 

こうして、口内にはどんどんプラークが育っていきます。プラークの成長速度は思った以上に早く、一週間も歯をみがかないでいると、すべての歯がプラークまみれになるほど素早く成長してしまうのです。

 

これを抑えるために歯をみがくのですが、水に溶けず、粘ついているプラークは、多くの人がおこなっている1分~3分程度の歯みがきでは、どうしてもみがき残しが出てしまい、歯にはつねに有害なプラークが着いた状態が維持されてしまうのです。

 

むし歯菌は、糖を食べてグルカンを出すことによってプラークを粘つかせ、落ちづらくさせますが、このとき、グルカンだけでなく「乳酸」という物質も作り出します。

 

乳酸は、その名の通り、酸性の性質を持つ物質で、糖類が口に入ると、数分でプラーク内は酸性になってしまいます。

エナメル質は削れにくく傷つきづらい、すなわちとても硬い物質です。

 

むし歯というと、歯が削れてなくなっていくようなイメージを持っている人もいるかもしれませんが、むし歯というのは、物理的な力ではなく、酸による化学的な変質によって削れたような状態を作り出し、黒く穴の空いたむし歯となるのです。

 

そして、このままむし歯を放置すると、穴はどんどん広がり、やがて神経まで到達し、夜も眠れぬ地獄の痛みをあなたに与えることとなるのです。

 

この状態のまま歯科医院に行くと、歯の神経を抜かなければなりません。歯の神経を抜いてしまうと歯は死んでしまい栄養が届かなくなり年齢を重ねるごとに、欠けたり、折れたりとボロボロになりやすくなるのです。

 

ちなみに「歯をみがきすぎると歯が削れる」と心配する人もいらっしゃいますが、エナメル質は鉄より硬い物質です。

鉄を歯ブラシでこすっても削れないように、歯みがきで歯が削れることはないので、安心してください。

 

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