問題は私。
宿舎の門限も午後8時。
過ぎて帰ってしまったが、もう常連なので何も言われなかった
チェックインする時
「今から花火上がるんですよね!?ここから見えますか?」
「外に出たら見えるよ」
管理人のおじいちゃんが奥から椅子とうちわを持ってきてくれて門の近くに座った。
花火が上がるまでおじいちゃんとおしゃべり
おんとし76歳だそうだ
元気だなー
ハルの事を話すとおじいちゃんも癌で亡くなった奥さんとの思い出を話してくれた。
最善の治療をするためにおじいちゃんは東奔西走したそうだ。
二人で「愛ですね〜」とか話していた
そして花火が上がった
しかし木に隠れて見えない
「あっちなら見えるかも!」
おじいちゃんが走った。
宿舎から出て見える場所まで連れてってくれた。
走るおじいちゃんはキラキラしていてまるで少年のようだった
そして素晴らしい物を見た
最高の思い出になった。
本当はハルと見たいと思っていたが、おじいちゃんとの花火デートも悪くないかも笑
お祭りには車椅子の方をはじめ、いろんな障害を持っている方をたくさん見かけた。
健常者の方もたくさんいて、こうやってみんなで参加できるお祭りがあるって良いし、他の場所でもこのような光景があたりまえに見られると良いな。
ハルからLINEが来て病室からは木が邪魔で上の部分しか見えなかったと動画が来た
ハル、残念だったね笑
ちなみに私は10箇所以上蚊に刺されてしまい、薬も無く悶える一夜を過ごした笑
※このブログは当時の手記を元に書いています。