抵抗に歌はつきものである。
巨匠スタンリー・キューブリック監督の『フルメタル・ジャケット』でも使われていたストーンズの「黒くぬれ」や、ボブ・ディランの有名な「風に吹かれて」もベトナム反戦歌、いわゆるプロテストソングだ。
黒人音楽のルーツもアフリカ大陸から渡ってきた黒人たちの抵抗と解放だったりするし、反骨精神=ロックだし、アイルランドに伝わる抵抗歌にしろ、いろんな国でいろんな人種が抵抗を歌ってきた。
日本でも明治時代の自由民権運動の演説から演歌というものに発展した説もあるし、60年代安保のプロテストソングや、岡林も高田渡も抵抗の歌をたくさん歌ってきた歴史がある。
高田渡の歌は直接的なメッセージはあまりないが、平和な日常を描いた詩こそ反戦歌なんだと思う。
長くなったが何をいいたいかと言うと、彼女である。
いつもの定位置に座り込み、全く動かない。

自我の目覚め、彼女なりの抵抗を感じる。



彼女から聞こえてくる抵抗の歌とは?!

答えは風の中~