えー、その後の展開です。

猫、いわゆる会陰尿道ろう形成手術を受けました。
どっひゃーーーーー

経過はこうです。
9日、無事膀胱切開を終え、結石を除去。
当日・翌日と面会に出向く。
11日土曜は休診、そして12日は午前中開いていましたがこちらの都合が付かず。
で、13日月曜朝、診療開始時刻に合わせて向かっていると、
携帯が鳴り。おお、病院からだ。
「近々面会に来る予定はありますか?」
「はい、今向かってまして、あと2,3分で着きます」
「ああ、じゃあ後ほどお話を....」
えー、年を食うとね、こういう、あちらから電話があるのって、
たいていが悪いニュース、とわかります。

で。
尿道を塞いでいた結石(オスとしてはこういうインゴットは珍しいそうで)を
フラッシュで膀胱に戻した、つもりだったが、
(当然レントゲンは逐次撮影している)
レントゲンで映らない骨盤辺りに留まっていた模様。
術後尿が出ず、これはおかしい、と注意していたが、
再度レントゲンを取ると石が動いて尿道にあった.....えーん

これをフラッシュで、今度は間違いなく膀胱に戻した。
(いまここ)
医師、平謝りです。
当方としては、いやいやいやおっしゃる通り、アンラッキー.....
(まともな医師はこういう場面でちゃんと謝る)

で、どうする?
石が1個、大問題だった邪悪な石が1個、
膀胱内に性凝りもなく居座っちょる。
シュウ酸カルシウムである事、膀胱の状態
(硬くなっていて、今後弾力が戻るかどうかわからない)、
今後のQOLを考えても、会陰尿道ろう形成手術をやった方が良かろうという結論に。
(一度仕事場に戻って考えました。不憫で泣けたわーくすんえーん
その日は朝食事をしていたので翌日手術となりました。

 手術はもちろん費用を取られましたが、
途中のレントゲンやフラッシュ類は当然あちら持ち、
獣医さんも大変だわ。
信頼できる、と言うのは、たとえこういうことがあってもこの先生なら仕方ないな、
と納得が行く、ということなのだと今回わかりました。
あのクソヤブに抱いていた不信感と比べたら天地の違いです。

 その後無事退院・抜糸となり、療法食で苦労しつつもなんとか
平和に暮らしています。

 どういうわけか、退院後、3個のトイレの大小をきっちり使い分けるように。
そこ、一番悩んでいたとこなんだけど、大はこれまでのすのこ式
(砂の量を大幅に減らし、ほぼ毎回廃棄)に、
小は増設したペットシーツのトイレに。なんて賢い子なんだ!ええ子や!おっさんだけど。
これで大便からの感染症はある程度防げるかな....
あ、次亜塩素酸水、使えます。今のところ。

以下、最初の手術前の画像です。

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さて仕事。
ヒマだーーーーー
「仕事の流れ」に大きな結石でもあるんだろう、これをだなあ、
ああしてこうして、今必死でフラッシュしてるところ!
獣医および動物病院業界の問題点を考えれば考えるほど
愁眉の晴れる日は遠くなります。
業界に自浄作用を働かせるガイドラインなりクレーム受付窓口・
規制なりを導入していかないと、
いまに訴訟を起こされ→負けっぱなし→廃業、となる病院が増える一方でしょう。
生き残る病院は1/3程度になるのではないでしょうか。
もしくは大手による大胆な価格破壊とか。
それが自然淘汰ならユーザーにとっては望むところです。
タクシーなんか、一時期より随分と接客が良くなった印象です。
まああれは、殆どが会社に属しているからクレームもつけやすいし、
金額も万単位って事はめったにないでしょうから残る遺恨も違いましょうが。
万事物事変化の連続な訳で、一寸先は闇とも極楽とも、誰にもわかりませんが、
ヤブ獣医に言っておきたい、君らが相手にしているのは、
飼い主にとってはある時は生きる意味のほとんど全て、といってもいいような存在なのだよ。
そういう存在を相手にする怖さを知りたくないのなら、君はそこを去りたまえ、とね。

 とうとう仕事場にこいつが導入されました。
こちらは嬉しい低価格化、そう万事変化し数が増えると単価はたいてい安くなるのです。
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新しい語彙。
スライサーね。知らなかったわースライサー。
キッチンにあるやつなら持ってたけどね。
現在鋭意試作中ですが、なかなかいい感触です。
細かくて精度がある程度必要なもので出力したい、というケースが多そうなので、
(ある程度大きいならアナログで何とかするさ)
かえってこれくらいのテーブルサイズで必要十分かも。