我が子はどうやら、献血に関心を持ったようです。
ただ、まだ早い…。
それでも献血の大切さは伝えたかったので、私の献血手帳を引っ張り出して見せ、その上で詳しい説明をしました。
16歳から献血可能で、全血200mLから始まることや、全血の場合は年間の献血量に制限があることなどを伝えました。
18歳から400mLや成分献血が可能になるのは、今でも変わらないかな。
驚いたのは、男女差をもうけるようになっていたことでした。男性は17歳から全血400mLが可能になったのですね。
私は成分献血が始まったころに200mLで初めて献血して、18歳からはひたすら成分献血をしていました。
当時は喘息治療薬に寛解を目指せる処方薬がなかったので、発作が出ない間はテオドールやメプチンの継続服用は推奨されませんでした。
それゆえ、献血することが可能でした。
昔はマクドナルドのハンバーガー1個が無料になる券をもらえたことを話すと、「そうなの!!」と笑っておりました。田舎街だったがゆえに、美味しくなくても(失礼)マクドナルドに食べに行くことを告げると、一緒に来ていた同級生や友人がいました。
後はお菓子食べ放題だったり、飲み物も同様だったり。
飲み物は献血で水分を体外に出しますから、それを補うために飲むことが推奨されていました。
Clonal hematopoiesis landscape in frequent blood donors | Blood | American Society of Hematology
驚くなかれ、献血する人は健康な血液細胞の生産を促していたのです。
実は私は幼い頃、細胞分裂には限界があり、献血をしたら余分な細胞分裂を余儀なくされた造血細胞が早々に分裂限界に達してしまい、早死にするのではないかと恐れていた時期がありました。
国立病院の小児病棟に入院していた時、この疑問を当時の主治医に伝えたら、医師や看護婦は頻繁に献血している人がかなりいるそうで、当時の年齢制限ギリギリまで献血して、何と医療機関から要請があった場合はその後も出向いていたのだとか。
この話を聞いて、造血細胞の不思議を研究したくなったことを覚えています。
それが今になって、その理屈が海外の論文で明らかになりました。
我が子にこのことを話したら、献血は自分の健康維持に役に立つと、瞬時に理解しました。
また、昔は献血した血液成分を通常の検査項目で数値化した結果が郵送されていました。
今はどうなんでしょうか。
大阪に住んでいた頃、少しだけ献血できたことがあったのですが、やっぱり郵送で届いていました。
これまた、こまめな血液検査記録になるほど貴重でありがたい記録なのです。
健常者なら、年に一度の健康診断しか受けませんから、これほど詳細な記録を残せることはありません。
それにしても、我が子が自ら献血したいと言い出すとは、予想していませんでした。
非常に嬉しい気持ちです。

