「日本沈没—希望のひと—」第3話から“それまくる話”(95) | アディクト・データセンター

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2021年10月24日(日)

 

 

「日本沈没—希望のひと—」第3話

筋立てや展開に特に不満はないが、

あくまでもフィクションだなあとは、

つくづく痛感させられた。

総理役の仲村トオルの、

「国民にウソをつくことになるじゃないですか!」

というセリフは、

2012年末のアベシンゾー政権発足以来、

 

 

今日この時に至るまで、

 

 

 

ウソをつかれ通しが現実のこちらとしては、いたく身にしみる。

 

 

 

劇中総理のセリフが白々しくも、

「そういや劇中のように、政治家が国民にウソをつくことに罪悪感/抵抗感を覚えていた時代もあったっけ」

と懐かしく思い出され、

そうした社会常識と通念を破壊し尽くした

アベ/スガ/自民党政権こそがウソのような現実で、

 

 

「日本沈没 希望のひと」の中のまっとうな社会規範が虚構に過ぎないことにガクゼンとする。

 

つまり「希望のひと」は現実に似ながら、

ずっとまともなパラレルワールドでしか成立しない物語なわけで、

週刊誌の関東沈没説のスッパ抜きが、

編集長に外部圧力がかかってもみ消されたところまではリアルだが、

週刊誌よりも政権に寄り添い、

都合の悪い事実は隠蔽しまくりの新聞が、

 

 

 

それを一面で大々的に公表するなんて、

ますますもって、私の生きる現実世界じゃありえないよな

と気が滅入った。

 

↑なって欲しくない候補ばかりが当選する不正選挙ももちろんだが、国民審査もまともには機能せず、だから不当判決が横行する。

 

このことばかりいつまでも言っていても仕方ないから、

今回は女優の杏(あん)について。

 

 

本作の週刊誌記者へのキャスティングには、

たぶんに女性ジャーナリスト、

伊藤詩織さんとの「そっくり度」に起因している気がするが、

3話では役者としての真価を発揮し、

もてる演技力を与えられた役どころで存分に発揮していて感心した。

思えばかつてオスカー所属で、

米倉涼子、上戸彩等もゲスト出演、

福田沙紀が主演で、デビューしたての武井咲も出演していた、

『櫻の園—さくらのその—』(2008)の舞台挨拶付きオスカー主催の試写会に出向き、

かわいこちゃんが並び立つ劇中で、

杏だけが長身でどことなく宝塚の男役的な雰囲気が異質だったのを、

左端は大島優子。杏の身長は174cm。

懐かしく思い出す。

 

当時は杏が、

ケンワタナビーの娘だなんて知らなかった。

 

モデル活動を始めたばかりの頃は父が渡辺謙であることは明かさず、2003年4月までは当時の本名で活動していた。

 

映画『櫻の園』はしかし、

オスカーの思惑や意気込みどおりにはいかず大コケ。

 

 

 

 

その後のオスカーは凋落の一途をたどり、

主要タレントがあいつぎ退社(2020)。

 

杏の現在の所属事務所はトップコート。

 

2015年1月1日、『ごちそうさん』で夫婦役で共演した東出昌大と結婚。同年10月4日、愛宕神社(港区)で結婚式を行った。

2016年5月16日、第1子・第2子となる双子の女児を出産。さらに2017年11月上旬、第3子となる男児を出産。

2020年8月1日、杏と東出の双方の連名により所属事務所を通じて離婚を発表。杏が親権を持ち、今後は子供達の親として協力し合う関係を築きたいとした。

 

離婚前の東出の不倫相手は唐田えりか。
 
唐田が世に出たのは、ソニー損保のCMだった。


 

このCMには、長く瀧本美織が出演していたが、


 

藤ヶ谷太輔との密会が週刊誌に報じられ、

ジャニオタから総攻撃を受け、

CMも降板せざるを得なかった。

 

というわけで、

ソニー損保のCMに出演する若手タレントにはスキャンダルがつきもの

が定説となり、

会社側もそれを見越したのか、

日向坂46の小坂菜緒を起用した今年のYouTube動画には、

 

 

その手のコメントができないようになっている。

 

 

小坂菜緒はまだスキャンダルには見舞われていないが、

6月に体調不良と静養の必要を理由に休業を発表し、

4ヶ月経過した現在でも復帰の報が聞こえず、

新曲のセンターは金村美玖が代理を務める。


 

 

この長期休業に、

小坂は引退、卒業説までささやかれているから、

とにかくソニー損保のCM出演は、災厄との隣り合わせと覚悟した方が良さそうだ。
 
 
——とまあ、最後はすっかり「日本沈没 希望のひと」から話がそれまくったところで、
今回はオシマイ。