アステカ模様を塗装で・1/ 537エンプラ補完計画〈その10〉 | アディクトリポート

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これ(アステカ模様をデカールで?・1/ 537エンプラ補完計画〈その9〉)の続き。

前回は、1/537スケールのエンプラ映画版プラモで、
アステカ模様を再現するには、
デカールでは心許(もと)ないという結論に達した。

となると、マスキング塗装でやるしかないが、
この方法も色々ある。

以前に、ウォーカー・エンタープライジズ※誤記にあらず。Walker Enterprises)から、円盤形の第一船体用に、エッチングの型紙(ステンシル)が発売されていた※身の程知らずに私も持ってました)が、

さいんt

現在は生産中止らしく、と言うことは、あまり実用的ではなかったらしい。

この型紙を使用した作例はこちら※ただし画像からは、効果のほどはよくわかりません
 
第一船体はいいとして、その他の部分の模様は再現できないわけだし、
エッチング板を曲面にフィットさせるのも、容易ではない。

そこで現在主流なのが、マスキングシールを貼る方法で、
アズテック・ダミー・プロダクションズ(Aztek Dummy Productions)の

だみだみ

1/537スケール映画版(改装型)エンプラ塗装用マスク
(1/537 Refit Enterprise Painting Masks)

なら発売中。

この型紙を、
patann

台紙から剥がしてキット各所に貼り付け、塗装マスクにするわけだが、
mくす

その手間は膨大。
スムージー(初版純正amtキット)を使用して、
アズテック・ダミーを応用した製作記を載せた掲示板の画像では、

第一船体
いち

第二船体、ドーサル(接続部)、パイロン(支持架)
だいに

ワープナセル
なせる

全体
たいぜん

----と、単に貼り尽くすだけでも、一苦労な様子が見て取れる。

さらにこのマスキングシート、
糊(接着力)が強すぎて、剥がす時に基本塗装まで持って行かれたり、
貼る順番もよく考えないと失敗しかねないらしく、
そこら辺のコツを、再販以降の木目レンガ版キットを使って、動画で紹介している人もいる。

ただしこの呑んだくれのイギリス人(スムズノ・ワン smsno1·)、
動画の投稿数が膨大で、しかもかなりムラがあり、表題もバラバラなので、
これが関連画像の全てという保証はないが、
見つけられたものだけ、公開順にご紹介。

(※追加 2014/01/27 7:40)
2011/09/27

4:40あたりから。


2011/10/06


2011/10/09


2011/10/11


2011/10/23


2012/03/23


2012/03/27


「アズテック・ダミー」とは、
Aztec for Dummy つまり、
「サルでもできるアステカ模様」の意味なのだが、
実際には、なかなかそうもいかないようで。

ただし、やり抜けば仕上がりはこのように。(スムージーでの使用例)
こいき

これを見て、「よし、やろう!」という人が、どれだけいるのか…。
かえって断念の原因になったりして。

なのに次回は、断念したい気分にさらに追い討ちをかけるように、電飾についての話なのです。