前回は、1/537スケールのエンプラ映画版プラモで、
アステカ模様を再現するには、
デカールでは心許(もと)ないという結論に達した。
となると、マスキング塗装でやるしかないが、
この方法も色々ある。
以前に、ウォーカー・エンタープライジズ(※誤記にあらず。Walker Enterprises)から、円盤形の第一船体用に、エッチングの型紙(ステンシル)が発売されていた(※身の程知らずに私も持ってました)が、
![さいんt](https://stat.ameba.jp/user_images/20140126/06/addicto/24/4f/j/o0150004112825299187.jpg?caw=800)
現在は生産中止らしく、と言うことは、あまり実用的ではなかったらしい。
この型紙を使用した作例はこちら(※ただし画像からは、効果のほどはよくわかりません)
第一船体はいいとして、その他の部分の模様は再現できないわけだし、
エッチング板を曲面にフィットさせるのも、容易ではない。
そこで現在主流なのが、マスキングシールを貼る方法で、
アズテック・ダミー・プロダクションズ(Aztek Dummy Productions)の
![だみだみ](https://stat.ameba.jp/user_images/20140125/18/addicto/5f/be/p/o0300014612824770352.png?caw=800)
1/537スケール映画版(改装型)エンプラ塗装用マスク
(1/537 Refit Enterprise Painting Masks)
なら発売中。
この型紙を、
![patann](https://stat.ameba.jp/user_images/20140124/03/addicto/b6/ad/j/o0300092612823255379.jpg?caw=800)
台紙から剥がしてキット各所に貼り付け、塗装マスクにするわけだが、
![mくす](https://stat.ameba.jp/user_images/20140124/04/addicto/e4/c6/j/o0500177412823257996.jpg?caw=800)
その手間は膨大。
スムージー(初版純正amtキット)を使用して、
アズテック・ダミーを応用した製作記を載せた掲示板の画像では、
第一船体
![いち](https://stat.ameba.jp/user_images/20140124/04/addicto/de/92/j/o0500089412823261859.jpg?caw=800)
第二船体、ドーサル(接続部)、パイロン(支持架)
![だいに](https://stat.ameba.jp/user_images/20140124/05/addicto/1c/7e/j/o0500105912823268816.jpg?caw=800)
ワープナセル
![なせる](https://stat.ameba.jp/user_images/20140124/04/addicto/5f/59/j/o0500065312823263513.jpg?caw=800)
全体
![たいぜん](https://stat.ameba.jp/user_images/20140124/06/addicto/58/75/j/o0500123512823274570.jpg?caw=800)
----と、単に貼り尽くすだけでも、一苦労な様子が見て取れる。
さらにこのマスキングシート、
糊(接着力)が強すぎて、剥がす時に基本塗装まで持って行かれたり、
貼る順番もよく考えないと失敗しかねないらしく、
そこら辺のコツを、再販以降の木目レンガ版キットを使って、動画で紹介している人もいる。
ただしこの呑んだくれのイギリス人(スムズノ・ワン smsno1·)、
動画の投稿数が膨大で、しかもかなりムラがあり、表題もバラバラなので、
これが関連画像の全てという保証はないが、
見つけられたものだけ、公開順にご紹介。
(※追加 2014/01/27 7:40)
2011/09/27
4:40あたりから。
2011/10/06
2011/10/09
2011/10/11
2011/10/23
2012/03/23
2012/03/27
「アズテック・ダミー」とは、
Aztec for Dummy つまり、
「サルでもできるアステカ模様」の意味なのだが、
実際には、なかなかそうもいかないようで。
ただし、やり抜けば仕上がりはこのように。(スムージーでの使用例)
![こいき](https://stat.ameba.jp/user_images/20140126/00/addicto/7e/5c/j/o0500189012825201507.jpg?caw=800)
これを見て、「よし、やろう!」という人が、どれだけいるのか…。
かえって断念の原因になったりして。
なのに次回は、断念したい気分にさらに追い討ちをかけるように、電飾についての話なのです。