前回(1/537エンプラ補完計画〈その2〉)に引き続き、
DLM製改造パーツについての解説、第3弾。
インパルスデッキ改修パーツ
円盤形の第一船体の終端にある、
↓箱組のユニット(青白く発光している部分)が、インパルスエンジン区画(デッキ)。
↑映画1作目『スタートレック』(1979)のモデルメイカー、アンドルー・プロバートと記念撮影された、由緒正しきスタジオモデル完成直後の写真。大判元画像はこちら。
キットの不正確な形状の該当箇所を取り払い、
↓本編に使用されたスタジオモデル(上)と、1/537キット(下)の電飾作例。
↑右端の発光部が、インパルスエンジン。発光色(赤はエンジン作動時)だけでなく、形状や横幅が異なる。
より実物(撮影用スタジオモデル)に忠実なパーツに交換する。
↑円形の穴には、基本キット(別売)の、
↓青いクリスタルのパーツが収まる。
↓交換に必要なキット本体の部分を切り抜き、
後面のインパルスエンジンを発光させるなら、↑透明樹脂版を使うに限る。
改造パーツに付け替えれば、
↓このように、
実物に忠実な、インパルスデッキが完成する。
↓映画1作目『スター・トレック』(1979)の劇中場面。
↑現存するA型改修後のスタジオモデルを、マーク・ディクソンが撮影したもの。
あえて順序を変えて、
改造(パーツ交換)前の作例
と比較すれば、違いがよくわかる。
↓ダグラス・カウルズの、2004年作例。エンジン周りはキットのまま。クリスタルはDLM製に交換。その土台は自作改造。
↑トーストゥン(トルステン)・ショルツの、2004年作例。
上面の高低差や凹凸が目立ち、元パーツのままのクリスタルが、こんもりと盛り上がっている。
もう一つ、別のパーツを紹介予定だったが、そっちはえらく長文になったので、また今度。
ゆっくりやりますよ。