Oh!どや顔サミット
毎週金曜夜9:00~9:54放送
世界初!?“どや顔”フィーチャーのバラエティー番組が誕生!
タメになって笑える新感覚トークバラエティー!
「ええ? 知ってるけど、それほど取り立てて褒めるほどの番組じゃ…」
と思ってる、そこのあなた!
正解です。
ですが、その一見「全力でない」つくりに、この番組の秘訣があるのです。
番組自体の成功は、そこそこ…かも知れないが、対費用効果、すなわちかけた予算や手間暇に対して、がっちり元を取る回収率がすさまじい。
この番組の成功企画の一つに、ダイエットがあるが、
タカアンドトシの、タカの親友という以外に、世間の認知度ゼロに等しい初恋タローが、どうせヒマなところに目をつけ、体重90キロの彼をダイエット企画に放り込んだ。
結局、吉川メソッドと高田式メソッドによる肉体改造企画で20kg以上の減量に成功し、
現在はごく標準的な体型で、なおかつ筋肉質になっている。
吉川メソッドは高額なこともあり、当初は2ヶ月で終了予定だった。
しかし初恋タロー本人登場のスタジオは、あまりの効果の高さに騒然。
その場でさらに1ヶ月の延長が決定。
目標達成のごほうびに、浜田がベンチプレスのセットをタローに個人的に進呈する約束まで取り付ける、積極的な人間に人格まで改造されていた。
肌の色が濃くなっている(右)のは、スリムになっておしゃれに目覚めた初恋タローが、日サロに通ったおかげです。
で、演出上のウソかも知れないが、番組側はダイエットにかかる費用の一切を負担する代わりに、初恋タローへのギャラは一切無し。
というわけでコストパフォーマンスが抜群に高いのだが、そもそもこの番組自体が、リサイクルなのをご存じだろうか?
元番組は,TBS系列で放送され、毎日放送が制作だった『イチハチ』(2009年10月28日放送開始)である。
ところがそもそも、「イチハチ」自体が、「アメトーーク!」(テレビ朝日製作・放送)で確立された、ひな壇芸人形式を、パーソナリティを宮迫・蛍原から、先輩の浜田に代えただけではないかとも揶揄された。
だが「イチハチ」は2011年3月30日に、あえなく終了。
(以下Wikiから引用・編集)
2011年に入ってから、企画の一部に制作上の問題があったことが表面化。
放送倫理・番組向上機構(BPO)が審議に乗り出す事態にまで発展した。
特に、同年1月12日放送分の「お坊ちゃまお嬢さま芸能人No.1決定戦」については、毎日放送が同年2月4日に「事前の確認が不十分だった」とする謝罪声明を発表。
また、放送後の調査を基に、「客観的に見て、事実と異なる放送をした可能性が極めて高いと言わざるを得ない」との見解を示した。
本番組では、上記の問題が表面化してからも、2度にわたって企画のリニューアルを施しながら放送を続行。
しかし、2011年3月30日に2時間枠で放送された「超人気芸人8組が浜田の前で相方への不満を全部ぶっちゃけちゃうぞスペシャル」で幕を下ろした。
制作局の毎日放送では、上記の問題に関係なく、「編成方針の見直しによって本番組を終了させた」としている。
「どや顔サミット」は、「イチハチ」終了3ヶ月後の2011年4月15日から開始されたが、パイロット版の『有名人が極秘情報を流出!「世界!どや顔サミット」』は、2010年12月17日、つまり「イチハチ」で問題が発生する約1ヶ月前に放送されていた。
いずれにせよ、番組形式とパーソナリティのダウンタウン浜田雅功、ナレーターの立木文彦(たちき・ふみひこ)に加え、制作局が(毎日放送と同じ近畿の)朝日放送と、「イチハチ」との明らかな共通点が多々読み取れる。
ところでナレーターの、立木文彦の若干枯れ気味の声は、今調べるまでずっと、中田浩二(なかた・こうじ)だと勘違いしてた。
びっくりして、改めて調べて、
「仮面ライダークウガ」のナレーションに始まる、各種ガイアメモリ音声も、
総合格闘技イベントPRIDEのナレーターも、
「世界の果てまでイッテQ!」「ガチガセ」「炎の体育会TV」等のバラエティも、
ことごとく立木だったんだと知って、ガクゼン。
まさに「中田浩二は遠くなりにけり」
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いや、ご健在ですけど。
↑野沢那智じゃなくて、最初のやつ(1973~74)ね。
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そういや、『ハリポ』のスネイプ先生(アラン・リックマン)の重苦しい声も、
家弓家正(かゆみ・いえまさ)だと思ってたんだよね。
家弓が吹き替えた、オスカー・ゴールドマンOSI局長(リチャード・アンダーソン)。
これまた、「バイオニック・ジェミー」の方じゃなくて。
家弓家正は、「600万ドルの男」のパイロット版第1作、「サイボーグ大作戦」(日本ではNET(現テレビ朝日)系列の土曜映画劇場枠で、1974年7月8日に放送)で、スティーブの上司、OSO(Office of Strategic Operations)のオリバー・スペンサー(ダーレン・マクギャヴィン)の声も吹き替えていて、ややこしい。
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正解は、土師孝也(はし・たかや)。
昔の声優の知識なんて、もう役に立たないってことか…。
あるいは、「20世紀の誰々は、21世紀なら誰々」って、対応する人物がいるのは、声優界でも同じことだけど、こちらが現状を把握してないってだけのことか。
歳だね。(実際には立木文彦と同年同月生まれだが)
そろそろ引退だ?