24日、8時半で外来に来るようにと言われたので、
余裕をもって家を出たら15分には着いてしまった。
30分過ぎに昨夜電話をくれた女性の医師が慌ただしく造影CTの説明をし、
ここでも同意書にサイン。
別階に移動して造影CT。
看護師が造影剤を入れる血管ルートを確保する際に上手く確保できず、
ちょっと時間がかかったけど無事終了。
10時半の主治医の予約時間まで持参した小説を読みながら待つ。
大学病院なのでいつも予約時間より待たされるのでさほど苦痛はない。
11時過ぎても呼ばれず、私の前の時間での予約の人も待っている感じだったので、
気長に待つことにした。
でも内心はMRIの結果が気になり小説は全く頭に入っていなかった。
11時50分頃主治医が待合室の私のところにきて前の人の診察が長引いているから、
別室でと言われ誘導された。
2年半前と一昨日のMRIを並べて説明が始まった。
素人の私が見ても明らかに大きくなっていて、
見た感じも何かが違っていた。
筋腫の大きさは縦15センチ×横16センチ位。
この塊が私の下腹に入っているのかと考えたら恐ろしかった。
筋腫から大腸が押し上げられていてこれが便秘の原因と。
主治医は、
「この画像をみるとやっぱり普通の良性の筋腫ではない可能性が高い」と。
良性の手術から悪性の手術に変わることも告げられた。
病名:低悪性度子宮内膜間質肉腫、
悪性度不明な平滑筋腫瘍の疑い
この可能性があるかもしれないと。
「手術後、病理検査に出してもし悪性だったら再度手術して卵巣も摘出しないといけない。
2度手術するリスクを考えると今回卵巣も一緒に摘出します」と。
えっ???
悪性・・・?
今までずっと良性っていってたよね??
卵巣摘出なんて聞いてない!
卵巣まで摘出したら女性ホルモンが・・即、更年期?
動揺しかない私。
主治医いわく、
おそらく私の年齢だとここ1~2年では閉経するので、
これがちょっと早まると思えば、と。
ちょっと待って簡単に言わないで!とは言わなかったけど、
これに似たようなことは言った気がする。
主治医は私の気持ちも考えてくれながらも、
2度手術しなければいけなくなるリスクの方が大変だよ、と話してくれた。
医師がその選択が最適と判断したなら逆らう余地はない。
手術の同意書にサインしたが、受け入れるまで時間がかかりそうだった。
1時間位かかって終了。
次はもう入院日。
手術したいと言ったのは私。
それが悪性かもしれないって何だかよく理解できなかった。
手術しないでこのままにしておいてたら、将来私はどうなっていたのか。
悪性かもしれない、
卵巣摘出、
頭の中がクチャグチャのまま帰宅した。
診察料 5,720円
この日の午後は保険会社の営業と約束していた。
待ち合わせ時間ちょうどに到着。
昼ごはんも食べる時間もなかったから、
ごちそうになったコーヒーが美味しく感じた。
幸い、少し入院保険に加入していたので助かった。
私の病状について営業に話すと入院と手術でもらえる金額を提示してくれた。
それと併せて「癌だったら、これとこれとこれがもらえます」と書類を指さした。
この「癌だったら・・」ということを3回くらい言われ、
午前中の悪性っていうことで心が疲弊してる私に何度も言わないでほしかった。
※低悪性度子宮内膜間質肉腫は分からないけど、悪性度不明な平滑筋腫瘍は癌には当てはまらないようでした。
子宮肉腫は癌にあてはまります。