第52回宣伝会議賞/提出完了! | あなたの知らないひとのあたまのなか。

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ここでは主に公募賞の結果を中心にお送りします。


やっと、終わってしまいましたね。

という複雑かつ率直な気持ちを述べて(笑)。

宣伝会議賞が終わると、冬のはじまりだなあという感じです。

さて、今年の応募数ですが、1,200本ちょっとでした。

当初は2,000本を目指し、途中で800本に下方修正したものの、

最後の3連休で持ち直してなんとか昨年と同じくらいの本数に。

ただ、内容については悔しさしか残らないという…

提出前に見なおして、愕然としました。

手直しとか、そんなレベルじゃないコピーが多いこと多いこと。

今年の目標はただひとつ。ずばり、協賛企業賞。

客観的に見て、3次通過するとはまったく思えないですね。

(2次通過もすこぶる怪しいレベル)

そう考えると、前回の2次通過8本って、けっこうスゴかったかも。。。

ま、終わったことの報告はこれくらいにしておいて。

今回取り組んでみて、このままじゃあかん!と危機感を持ったので

来年の自分へのアドバイス(方針)を考えてみました。



第53回宣伝会議賞 取り組み方の基本方針(仮)

(1)1週間、コピーを書かない。
つまり、初めは課題の調査と市場の状況、商品を取り巻く背景の考察にあてる。
今年は時間が少ないことがわかっていたため、
とにかくのっけからどんどん下書きにコピーを入力していきました。
もちろん調べたり、商品を買ったりも、してますよ。笑
でも最低限のベースがないと、視野が広がらないんですね。
意識していろいろな視点から考えているものの、
あとで見直すと似たような方向性の言葉が並んでいて愕然としました。

(2)課題を飛ばす勇気をもつ。
(1)を踏まえ、ある程度取り組む課題を絞ろうかと思っています。
この2年間、課題1から順番に取り組む方法を取ってきました。
これはこれで、自分にとってかなりプラスになったと思っています。
難しい、苦手な課題に対しても、粘って捻り出すチカラはつきましたし。
一方、2ヵ月で40もの課題を深く考えるのは困難。
今回、ほぼ全課題で「30」本ずつ提出しましたが、ちょっと薄いなあと。
例えば半分に絞ってやってみたら、どう変わるかも知りたいです。
ただし協賛企業賞を狙うなら、「全課題まんべんなく」が効果的だと思います。

(3)パソコンをつかうのは、最後の1週間。
次回からは、ちゃんとノートを使います。
というか、仕事ではメモ帳や裏紙をつかって書いてるんです。
なぜか宣伝会議賞は、「下書き」に打ち込んでいっていました。
頭のなかで方向性を探って、言葉にしてみるという訓練にはなりました。
自分で言うのもアレですが、割りと頭の回転が早い方だと思うので、
結構それでもある程度の結果は出ていたのですが。
書いていくうちに整理されたり、ひらめいたりすることが多いんじゃないかと。


番外編として、誰かに見てもらうというのはアリかな~。
でも、誰に見てもらうかは、慎重に考えないとダメですね。
とりあえず、上の3つは、次回実践していこうかな~と。


現実的に考えて、今年は「果報」は届きそうもないですが、
もうすでにSKATの発売が楽しみです。

アットホームとか、松竹とか、hontoとか、ヤンマーとか。
自分が苦戦した課題を、みんなはどう書いたんだろうか?