「リトルランボーズ」 | あなたの知らないひとのあたまのなか。

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ここでは主に公募賞の結果を中心にお送りします。


"Son of Rambow" (邦題:リトルランボーズ)を観ました!


前に見たときにポスターからしてすでにワクワク感を抱いていたのと、


改めて知り合いから勧められたこともあってこれに決めました。



まず、内容の前にタイトル下のキャッチコピーがイイ。



「ボクたちの、想像力と友情が世界をちょっとだけ変えるんだ。」


大人になるしかなかった子供と、子供らしさを禁じられた子供、

彼らを救ったのは、愛でも、神様でもなく、たった一本の映画だった。



■「現代版スタンド・バイ・ミー」は言い得て妙


映画を見る前に、あまり事前情報(ウェブ上のコメントや感想)を見聞きするのは好きではないのですが

今回たまたまTrailorを観る時にどこかのサイトで「これは、スタンド・バイ・ミーの再来だ」みたいなコメントを見かけました。


なるほど、Trailorを見ても、そしてポスターからも小さな子供たちがアドベンチャーを繰り広げるという点では近いものがあることは感じられました。


主人公は、ウィルとリー・カーター。

ウィルは宗教を重んじる厳格な家庭のもとで育ち、テレビをはじめとした”普通の”子供が楽しむことを一切禁じられています。一方で、カーターの家庭は裕福ですが、両親ともに海外で生活し、自由奔放に悪い仲間と遊び回る兄との生活を強いられています。本人も学校では問題児で先生や生徒から疎まれる存在。


そんなふたりがふとしたきっかけで出会う。

カーターは、ウィルが唯一の楽しみで描いていた絵とストーリーに興味を持つ。

そして、二人はたまたま観た映画「ランボー」のかっこよさに惹かれて自作映画を撮りはじめるが・・・


というようなストーリーです。


主人公たちはどちらも、ほかの子供たちからすると一風変わったバックグラウンドなりキャラクターを持ち合わせているわけです。やはりそんなところも、スタンド・バイ・ミーと共通している点です。


■本当の友情は、キレイな形では成就しない。


ネタばれになるので、具体的なことは書きません。


○彼らの本来の目的は達成されたか?


○彼らの作った映画のクオリティはどうか?


この2点の視点で最後まで映画を観れば、タイトルの意味がお分かりになるかと。


とてもおススメの一本です。