本:「人生を変えるすんごいノウハウ」 | あなたの知らないひとのあたまのなか。

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コピーや企画の仕事をしています。
ここでは主に公募賞の結果を中心にお送りします。

あらら、時間が空いてしまいました。




空白の時間でしたが(笑)、充実した日々を送っています。




というのは、どうでもよくて。




ブログでも、リアルミートでもそうですが、あまりにひさしぶりということになると、会話をどこから始めていいも




のか、迷いませんか?




復帰ブログは、何事も無かったかのように、簡単な書評から。肩ならしに。




人生を変えるすんごいノウハウ -たったひと言でその他大勢から抜け出す魔法のメッセージ-/中山 真琴



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わたしは基本的にビジネス書が好きではありません。大学生の頃に、読んでればなんとなくカッコいいかな、




と思って「読み散らかした」記憶はあります。




それは、ほとんどの書が「○○になるための11の法則」など、タイトルだけ目をひくもので、




中身はたいしたことがなかったりするからです。




本書については、わたしの尊敬すべき人生の先輩から勧められたこともあり、読んでみました。




結論から言うと、(一応)社会人として、目から鱗の発見がいくつかありました。


その中でも一番印象に残っているのが、「ノウハウは貯めるものではなく、捨てるものだ」ということ。




さてさて、どういうことでしょうか? ちょっと考えてみてください。











全体的に好みの専門書(特にビジネス書)の条件は、以下のとおり。




1) むずかしいことも、簡単に説明されている




2) 広範に応用できる内容になっている




ま、ようはむずかしい本は苦手だということですね。




2)について少し。




ビジネス書のなかには、日常生活のやりとりの中でも使えるような内容になっているものも少なくありません。




これは、日常生活もビジネスも、メインの領域がコミュニケーションであるからだとわたしは考えています。




本書は、ダメダメな社会人が、「恩師」のアドバイスを受けて、大きく成長していく、というストーリー仕立ての




ビジネス指南書となっています。




本書もからも、ビジネスの本質は、いかに効率的に作業を行うかということよりも、




いかにうまく他人とコミュニケーションするか、という点にフォーカスされていることがわかります。




ふむ、コミュニケーションは大切なファクターのようです(当たり前とか言わないで下さいね)。




にしても、自分の最近の仕事を俯瞰してみても、いや、広告会社全体を眺めても、




コミュニケーションを生業にしているにもかかわらず、そこのところの意識が、低い。




だから、某大手代理店は、早期退職支援制度をはじめるような事態に陥っている。






話がそれてしまいましたが、「人生を変えるすんごいノウハウ」は--タイトルからして挑戦的ではありますが-




-さくっと読み、かつ、書かれたことはその当日から実践できるようなものばかりです。




軽い気持ちではじめられる、実用書なので、仕事がちょびっと行き詰っている、あるいは、行き詰ってなんかない




やい!という方でも、だまされたと思って手にとってみてください。











尚、10月より宣伝会議のコピーライター養成講座に通いはじめます。




ここ1年くらいド素人丸出しのコピー案(う~んやはりあのレベルでコピーと呼ぶのはおこがましいでしょう)




を大小コピー賞に送ってきましたが。




コピーは技術が大切なんですな。




発想するための技術、と、それを表現するための技術。




これらの土台となるものを、半年間で学んでみようと思います。