お久しぶりです。

 

1年ぶり?

 

読んでいたブログに触発されて書いています。

 

 

 

息子が思春期まっただ中な時、「いつか元に戻るわよ~」と励ましてくださった方々、ありがとうございました。

 

最近の息子、思春期を脱したようです。

 

元々が穏やかではないし、友達は一人もいないし、引きこもりだし、急に好青年になったわけではありませんが、私に死ねということはほとんどなくなりました。

 

良い人になろうと努力しているのが見て取れます。

 

引きこもってゲームしかしていませんが、これが役に立ちました。

 

相手がいるゲームをしていたら、息子の、人を責めまくりで攻撃的な態度にみんな離れて行く。

 

それでも息子は気づかなかった。

 

私が息子のせいだと言っても、信じない。

 

だから私が我慢をやめて、息子の言葉に傷つけられることを伝えた。

 

余裕がなくて小さい頃に虐待してしまったから、今必死に100%受け入れることしか考えていなかった。

 

でも、息子がこのまま気づかなかったら、将来絶対困ると思ったから。

 

それでも、なんでも人のせいにする息子は、暴言を言わせて傷つく私が悪いと、逆切れ。

 

でも、ゲームの相手が離れるたびに、言い聞かせた。

 

新しい相手ができてもどんどんいなくなって、最後に一番長い付き合いの相手が離れて行ったとき、気づいたみたい。

 

一生懸命我慢して、前は発する言葉の100%が暴言だったけど、今は20%ぐらい。

 

私の手伝いをしようとしたりもする。

 

頑張りすぎて、自分が素でいられないとしたら、精神的に大丈夫か少し心配もあかるけど、このくらいなら社会でやっていけるかもしれない。

 

 

 

 

小さかった頃のことを思い出しました。

 

夫はいないし、母が亡くなって、兄まで亡くなったあと、子供に手を挙げるようになってしまって、いつも話していた市のお母さんのための相談所に話したら、もう県の児童相談所に行ったほうが良いと言われて、連絡を取ってくれた。

 

あちらから連絡が来ると言われて待っていたら、仕事から帰ると留守電が入っていた。(携帯電話はまだ持っていなかった)。

 

かけなおすと、開所時間は月~金の9時から5時まで。

 

仕事をしていると、電話する機会はない。

 

もう、誰かに助けてほしい、どうにもならないとすがる気持ちだったのに、何か月も話せなかった。

 

電話が来たら、もう殴り殺したから良いですって言おうと思っていたら、市の相談員さんが強く言ってくれたらしくて、児童相談所の上の人が、夜に市の保健所まで来てくれてやっと話ができた。

 

それから始めた、発達障害児の親のためのペアレントトレーニングはすごく役に立った。

 

 

そうそう、この前、息子が、「子供は褒めて育てたほうが良いんだってよ」なんて言うので、「そんなの知ってるよ」と言って、ペアレントトレーニングで学んだときのノートを見せた。

 

彼の子育てがどんなに大変だったか、私がどんなに頑張ったかがよく分かって、息子は私からノートをひったくって読んでいた。

 

このことも良かったのかもしれない。

 

 

そう、児童相談所の話しに戻ると、息子が小学校を卒業するとき、ペアレントトレーニングは卒業ですと言われて、私の家の近くに新しい児童相談所ができるからそちらに移ってと言われて、また連絡待ち。

 

また連絡なし。

 

そのうち、思春期に突入。

 

私が、子供に怒りすぎて謝るたび、「いいよ、気にしてないよ」と言っていた息子は豹変。

 

ここには書けないようなことがたくさん起きました。

 

ある時、家出をするには寒すぎる年末、息子が「もう孤児院に行きたい!」

 

ほとんどその場の勢いでのパフォーマンスですが、病んでた私は、児童養護施設に引き取ってもらうようお願いの電話をしました。

 

返答は「年末年始の休みになるので、正月が終わったら連絡します」

 

あの時は、子も、特に私は狂っていた。

 

その後、連絡がついて、新しい児童相談所に行き始めて、環境が変わって生活が落ち着いたとたんに、私は豹変して、全く怒らない人になった。

 

 

そのことを考えると、本当に母親の精神状態、支え、サポートは大切だと思う。

 

ブログでよく一人で頑張って発達障害の子の育児をしているお母さんを見る。

 

多くは、辛抱強く、立派な人ばかりで、自己嫌悪になったりしたけど、ブログを書かない、つらい思いをしているお母さんたちが、どこかにたくさんいると思う。

 

私はお金も、時間も、頼る者もなくて、どうにもできなかったけど、

 

どうか、どうにか、手を抜いたり、何かに頼って、自分の心を安らかにする手を考え続けてほしいと思います。