息子がが生活の全てだった彼女に振られて夜中に家を飛び出して絶望して橋に佇んで、次の日危険で病院に強制入院させられてから、1か月と2週間。

 

最初は抜け殻のようで、毎朝学校に行く時間になると、ベッドの上で膝に顔をを押し付けてすすり泣いていたみたい。

 

次の週に、学校でイベントがあり、やっと登校して偉い!凄い!って思っていたけど、また次の週には行けなくなって。

 

話す声にも力がなくて。

 

私は可哀そうで、残念で、泣いたり、なんでかなって考えたり、息子の心を考えて、密かに不登校の親御さんのブログを渡り歩いたり。

 

最近は少しづつ学校に行き始めて、まだ教室には入れないけど、考えたら学校に行こうと思うだけ、意欲はあるし、凄いことで、がんばっているのですよね。

 

 

驚いたことに、心の内も話してくれました。

 

「あなたがいないと生きていけないって言ってたのに嘘だったんだな。」

「でも嫌いになろうと思ったけど、できない。」

「何の問題もなかったのに、急にもういらなくなったんだ。お母さんも、弟もうつ病で面倒見なきゃいけないから俺を切ったんだ。」

 

最後のラインも見せてくれて。

「医者に相談して。もう眠いから。」

「もう話せない。私は、もう私のことを考えなきゃならない。悪くなる前に。」

 

 

息子はわがままだから、求めるばかりで与えていなかったんだろうな。

 

そんなことは、息子には分からず、あるのは見捨てられ感だけで。

 

はっきりとした別れの言葉がないのにちゃんとそれを悟ったことと、その後ひつこくラインで質問したり責めたりもしていないのは、偉いと思う。

 

彼女に買ってもらったプレゼントのコップを使っってるのを見たり、紅茶を飲むたび私は切なくなってしまうんだけど、彼は淡々としている。

 

彼女と同じ靴を買ってきたりしてるけど。、どういう気持ちなのかな。

 

 

以前の精神科医は、親の話しをほとんど聞かず、いきなり薬を出したけど、緊急入院してからは心理士が電話をくれました。

 

以前の精神科医の診断は、「うつ病、対人不安、社会不安、いじめによるPTSD」でしたが、心理士さんの見立ては「境界性人格障害」。

 

「息子さんと一緒にクリニックに来られますか?」と言われたけど、私は説明するのがへたくそなので、まずは息子が生まれてからの家庭環境や、私がどのように彼に接したか、今の夫婦の問題まで、息子の心理に関係ありそうなことは全部、1日かけて7ページ書きました。

 

思いがけなく過去のブログが役に立って、私はすっかり忘れてたけど、息子は以前自分で「俺、境界性人格障害かも」って言ってたのを読んでびっくり。

 

たまにでも、落ち込んだときだけでも、ブログを書いていてよかった。

 

 

 

別のファミリーセラピストも連絡をくれて、息子、夫、私でファミリーセラピーを受けることになりました。

 

明日、ファミリーセラピーの初回。

 

行ってきます。

 

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