昨日、姑が旦那さんのプライベートな電話に割り込んで怒られたのに、

結局、なぜ旦那さんが怒るのか、理解できないという事でした。


姑は今までも私たちの物、行動、居場所、家族その他のことにいちいち干渉し、文句を言い、

時に私は「嫌な気持ちになるのでやめて欲しい。」と伝え、

気持を分かってもらおうと、同じことを姑にしてみたけど、

本当に、私が気にするようなことが気にならないのでした。


そして、彼女の頭の中では、

『嫌なことを言われる・される』=『嫌な気持ちになる』=『嫌う』

が、全く結びつかず、何を言っても、

「なぜ皆が私を嫌うかが分からない。」と言い続けるので、

いい機会だから、今まで言わなかった『嫌う』までを結び付けて話すことにした。


まず私たちは感じ方が違うので、私たちの気持ちを理解してほしいわけではなく、

姑の、「みんなはなぜ自分を嫌うのか?」という疑問に答えるだけだと前置きし、

今回は、今までのことを例に出し、一つ一つ具体的に

「何がプライベートの干渉か」

「人は何を言われると文句を言われたと思うか」を話し、

人は、そういうことをされて嫌な気持ちになると、言った人を嫌いになるのだと伝えた。


すると、姑は耳をふさいだ。

こんな行動は初めて。


私は、「そう!私たちは、あなたが文句を言うと、そういう気持ちになるの!

だから、聞きたくないし、文句を言われないように、話さないようにするの!」と言った。



ついでに、私への気持ちと同じことになると思われる、孫に対する気持ちも、

「あなたの気持ち、考えを知りたいので教えて。」と言って、話し始めた。


子供は、姑の異常な規制に健気に従って生活している。

休日は、遅くまで寝ていたいが、姑のテリトリーであるシャンデリアのあるゴージャスな居間で

キャンプ用のマットレスを敷いて寝ているため、姑が起きると起こされ、

私たちの唯一の4畳半の居間兼寝室兼子供部屋兼コンピューター室に移り、

私が座るイスのお尻の下あたりに頭を置き、浮浪者のように寝る。


先週末、これを見て姑がどう思うかと思ったので、

閉められるようになったドアをわざと開け放ち、姑に見せてみた。

それを見て、どう思ったかを聞いた答えは、


「びっくりした。」

「なんでそんなに眠いのかしら?」


・・・そっち?!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

しかも自分は毎日13時間半寝てるのに?!


子供がどんなに姑の生活に合わせているか言ってみた。

休日は、ゆっくり起きると姑がウロウロする台所が使えないので、

姑が昼食が終わるまでは、何も食べられないこと。

シャワーは姑のテレビ時間に速攻で。

それでも、話し声・足音がうるさい、足跡が汚い(土足じゃありません)、

クッションが曲がっているなどと文句を言われるので休日はなるべく外出。

子供部屋がなく、居間に一瞬でも私物を置くと文句を言われるので、

多くはガレージの段ボールの箱の中。

友達を家に連れて来たら、友達訪問禁止と追い返されたので友達を呼んで遊ぶこともできない。

(幸い(?)今はひとりも友達いないけど・・・もしかしたらいるのか?)

 
私の両親は生前、孫を愛して、孫の幸せを考えてくれていたから

孫も、私たちも感謝して、尊敬していた。

でも、孫はあなたからの愛を感じられないから、愛することもできないのだと。

すると、姑は言った。


「私は、この孫を良く知らないから、愛することはできない。」


そっか。

そっか。

そっか。

そうだよね。



姑「この家では、私のやることはみんな間違ってるっていうのね。」

私「あなたは、私たちと感じ方、考え方が違うということです。」

「最悪ね。」

「あなたがずっと知りたかった、自分が嫌われる理由が分かったから、

良かったんじゃないですか?

これからは、良くなるんじゃないですか?」




寝室に逃げて行った姑は、なんだかいつもと様子が違った。

前の私にとっては、『嫌な気分になる』と伝えることが、すでに勇気のいることだった。

=『嫌う』の部分を話すことは、ほんのワンステップアップだと思ったが、

そんなに衝撃だったのか?




私、言い過ぎた・・・のだろうか?