心配しすぎちゃいけないって、

子供を信じなきゃって、

子供が自分で生きる力を奪わないように口出ししすぎちゃいけないって、

気づかされて、分かってるんだけど、

頑張って心からそう思おうとするんだけど、

やっぱり難しくてどうにもならないのが、

スマホと嘘と騙し。


スマホ中毒に関して私がいくら言っても旦那さんは、

「大丈夫。大丈夫。

あんまり言うと、余計やりたくなるし、

授業が難しくなると、そんなことしてる暇なくなるし、

カナダで中毒の人なんて見たことないし。

きっと自分でコントロールできるから、禁止したりしたくない。」って。


不良少年を育て上げてしまった私は、

今は子育ての決断はすべて旦那さんに任せているので、

旦那さんが納得しない限り口出しできない。

旦那さんの子供の信頼の仕方は尊敬するけど、

スマホに関しては、やっぱり心配でしょうがない。

もともと、注意欠陥障害って中毒になりやすい。

そして、旦那さんは、絶対スマホ中毒を知らない。

スマホ中毒に関するウェブサイトを探して見せてあげたけど、たぶん忘れてる。

第一、信頼しすぎていて、私が心配すると怒って、もお聞きたくないと言う。


でもさあ、

朝起きてすぐスマホ。

朝っぱらからスマホのゲームに向かって怒鳴りまくり。

最近は自分でクランとやらを作ったって言って、

(自分がリーダーのゲームグループかな?)

なかなか止められず、登校時間がどんどん遅くなっている。

日本の仲間との時差があるので、早ーく寝て、3時に起きてゲームすることもある。

学校で盗まれて、お父さんに持って行かないように言われたのに3日坊主。

スマホやりたさにシャワーも走って行き、

たった、30分の宿題もできない。


中毒になってからじゃ遅いんだよな~。

心配しないのが難しいよ~。



そして、嘘とだまし。

もっともらしい嘘は日常茶飯事だけど、

まだ生きていた兄と姉と私の共有の法事のお金を仏壇から4万円盗んで、

ゲームカードを買っていたのが小学3年生の時。

盗みをしたら良いことがあると学んではいけないと、

泣きながらカードを全部、

「ごめんなさい。」って言いながらはさみで切らせたのは

今でもやりすぎだったかと、心が痛む。

その後も懲りず、盗まれないようにする私と、

すきを見て盗もうとする子供でバトル全開。

それは今、お父さんから十分お小遣いををもらえるようになって、なくなった。(と思う)


今の嘘、だましは、宿題やスマホをやったとか、やってないとか、やったふりとか。


スマホは、いろいろな部屋でなるべく隠れてやる。

夜はテレビの部屋でテレビ見てるふりしてスマホ。


1日30分の英語の本読みの宿題は、マンガ本の上に英語の本を置いて読んだふり。

ずっと私が目の前にいてやってないの見てても、

「やった。」

ひどいときには、

「は~!?やったし!バカじゃないの?目ついてんの?」

みえみえなのに、やったと言い張る。


「やるべきことにはすべて理由があって、

宿題は先生との約束だし、

やればやるほど英語ができるようになって、早く高校卒業できる。

嘘や人の目を盗んでだますと人から信頼されなくなって、

仕事中にやったふりをしたら、仕事が進まなくて困る。」

な~んて言うけど、論理的なことはもちろん彼には分からない。


彼がいつも必死に考えることは、

やるべきことを頑張るのではなくて、

嘘ついて、目を盗んでサボること。

信頼して何も言わず、こちらがだまされると、

「やった!だませた!」って感じで調子に乗る。


これで良いと思っちゃ困るでしょ?

信頼しも、嘘ついて利益を得たら、嘘つけばいいことがあるって学ぶだけじゃない?

信頼してるだけで本当にいいの?



でも、今まで言いすぎて失敗した。

まだたまに言っちゃうけど、

言っても無駄だっていうのは頭では分かっている。


で、冷静に考えてみた。


どうしたらいいか?


ひとまず、嘘をつかれて、騙されると、悲ししいんだってことを伝えてみようかな。

あ、思いついた。

「なんで嘘つくの?」

「信頼されなくなっちゃうよ。」

「人を騙しちゃいけないよ。」

って否定する言葉の代わりに、

「残念だな。」に変えるようにしようか。

「あなたなら、出来ると思うんだけどな。」って。

いや。でも、難しい劣等感いっぱいの息子。

いつも「そうやって期待されると負担で嫌になるんだよ。」

期待せずに、信頼・・・。

無条件に信じる・・・?

難しいよ~!!!

どおしたらいいか分からないよ~!


もおいいや!

ひとまず、やったふりする宿題は、

やらせるんじゃなくて、きっかけだけ作ろう。

出来たら、子供と一緒に時間を決めて、

その間私も英語の本を読もう。

期待せずに信頼し(ようとし)て、

子供がやらなくても口出しせず、

少しでもやったら、いっぱい褒めよう。

絶対に、せっかく私がやってあげてるのに!って思わないようにしよう!


そういえば、日本でひとりで育ててる時、家庭教師に

どうしたら子供が勉強するか相談した時、

「お母さんがテレビとか見てないで本読んだり、勉強する姿を見せれば。」

って言われたとき、すごくむかついたっけ。

「貧乏でうちにはテレビもないから見てないし、

寝る時間もないのに、本読む時間があるか!」って。

今は、ありがたいことにいっぱい時間がある。



難しいけど、きっかけだけは与えて、後は信頼。


イライラせずに、頑張ってみようっと!





心の声:
でもきっと明日には忘れちゃう。
でもいいの。
また明日気づこう。
ブログ読み返して、少しづつ前に進もう。
前向き前向き!