自粛時の過ごし方で今後の未来がわかれる①~アイザック・ニュートンから学ぶ~
自粛ムードの世界ですね。
私も今日は自宅にこもっています
今日はあの万有引力の発見者であり数多くの功績を残したアイザック・ニュートンの話を交えながら、
この自粛時の過ごし方のヒントをお伝えします。
【ニュートンの功績】
重力の解明は、数学と科学の分野におけるニュートンの功績の一部にすぎない。
①数学では微分積分学にも取り組み、ドイツの数学者ゴットフリート・ライプニッツとほぼ同時期に微分法と積分法を開発した。
これらは現在でも数学者や科学者にとっての基礎知識である。
②同時に光学にも関心を持っていたニュートンは、白色光は虹を構成するすべての光の色の混合色であるという説を発表し、
後に正しいことが証明された。この説により、当時の望遠鏡で色が不正確に再現される「色収差」の原因も明らかになった。
③落ちるリンゴからヒントを得たニュートンは3つの運動法則を発見した。彼自身の言葉を借りれば以下のようなものだ。
【慣性の法則】 すべての物体は、力を加えて強制的に状態を変化させない限り、静止状態や等速直線運動の状態を保とうとする。
【加速度の法則】 力は単位時間あたりの運動量(質量×速度)の変化率に等しい。
質量が一定なら、力は質量と加速度を掛けたものに等しい。これは「F = ma」という有名な公式で表される。
【作用・反作用の法則】 すべての作用には、大きさが等しく方向が逆の反作用が存在する。
私達の今の生活に大きく関わることですよね!
今回注目のお話し
【ペスト流行による故郷での長期休暇と三大業績】
ロンドンではペストが大流行しており(ペストは以前14世紀にヨーロッパの人口の3分の1以上を死亡させたほどの恐ろしい病気だった。
この影響でケンブリッジ大学も閉鎖されることになり、1665年から1666年にかけて2度、
ニュートンはカレッジで彼がしなければならなかった雑事から解放され、
故郷のウールスソープへと戻り、カレッジですでに得ていた着想について自由に思考する時間を得た。
また1664年、つまりペストで疎開する前に奨学生の試験に合格して奨学金を得ていたことも、
故郷で落ち着いてじっくりと思索するのに役立った。
ニュートンがこうした成果を得るのに有利に働くことになる、もうひとつの出来事があった。
一人でじっくりと思索をめぐらす時間を得たのである。
こうしてニュートンは故郷での休暇中に、
「流率法( (Method of Fluxions) )と彼が呼ぶもの(将来「微分積分学」と呼ばれることになる分野)や、
プリズムでの分光の実験(『光学』)、万有引力の着想などに没頭することができたのである。
「ニュートンの三大業績」とされるものは、
いずれもペスト禍を逃れて故郷の田舎に戻っていた18か月間の休暇中になしとげたことであり、すべて25歳ごろまでになされたものである。
結局、このわずか1年半ほどの期間にニュートンの主要な業績の発見および証明がなされているため、この期間のことは「驚異の諸年」とも、「創造的休暇」とも呼ばれている。
ペスト流行で大学が閉鎖されたために実家に戻ったニュートンは、万有引力の法則の発見を含め、人生で最も創造的な日々を過ごした。
この時間を使って、不平不満不安に意識の焦点を合わせるのか、より好ましい事に、幸せなことに、楽しいことに、調和がとれることに、
人に喜ばれるようなことに、創造的な事に意識を合わせるのか・・・
全てはあなた次第です
この話を動画でアップしますのでよろしければそちらもチェックしてください
