今日はサイテーな一日だった。一日でとても嫌な思いをすることが三回あった。

二十歳くらいの時に、こえかけてきた男の車に乗って、つれまわされて、ちんちんしゃぶらされたあの日に比べたら大したことない、いつか忘れるようなことだけども、でも、サイテーだったと思ったし、そのうちの二つは会社での問題で、引きずるだろうから、すごく気が重い。月曜会社行くの嫌だ。

 

一回目のいやなことから書いていく。時系列にいく。これは、嫌な思い度合いとしては二番目。

 

仕事関係で知り合った米国人男性がいる。背が高くて、かっこいい。彼は私のことが好きだと思ってた。初対面のときから私はずっとそう思ってた。私は彼のことが好きだ。というか、背が高くてかっこいい白人男性の彼が私に近づいてくることが嬉しくて浮かれて、好きだって思ってたのだと今日のことで気づいてきたけど。

最近彼と話したのは、大勢の人がいる場所でだった。その大勢とは殆どが彼の会社の同僚たち。半分くらいは日本人女性。3割くらいが外国人男性。残りは外国人女性と、ほんの僅かな日本人男性。まあ、パーティーみたいなかんじの場だった。

そこで私は、私が好きなその米国人男性、仮にB氏としよう。その人とばかり喋っていた。彼と話せることが嬉しくて、ずっと喋ってた。とても近い距離で、体を触られるのも嬉しかったし、私からのスキンシップも多かった。そこにいる日本人女性たちは外国人慣れしてるけど、その場にいない私の知り合いたちは外国人慣れしてないし、そういう人らに自慢げな気持ちになっていた。私はスマホを持ってなくてSNSですぐ自慢できないから、(SNSはパソコンでやってる)彼に写真とってくれるようお願いした。SNSで彼と繋がっているから、彼が投稿してくれたらそれを私のSNSで公開して、かっこいい外国人の男といる私を披露しようと思ってた。でも彼はその時の写真をSNSに投稿してない。今もまだ。でも私はまだ期待して毎日何回も彼のSNSをチェックしてる。

彼に好かれてる私、という気持ちで私はいるのだけど、周りからみたら違う。私が彼に舞い上がってるだけ、という、そういうことが今日分かって、ショックだったというか、恥ずかしい気持ちになったという話。

その場にいた日本人女性と今日少し話した。彼女が言ったのは「Bの、世の中の女みんなが俺をすきだっていう考えには呆れる。あんたみたいな人が助長させてんだよ。こないだのパーティーのときもさあ」と。私はその時平気な顔で「ごめん。気をつけるわ」とだけ言ったけど。

ああ、彼はそういう人だったんだと。私にだけ優しいのでなくて、俺を好きな女たちが好きなのだと。私もその一人にすぎなくて、周りの人からみたら私はそんな男に好きすきビーム出して浮かれてる痛い女なのだと。

パーティーの後にB氏を見かけたとき、彼仕事中だしと思って私はちらっと見ただけで何もしなかったのだが、後で、ああ、彼も私の姿に気づいていただろうし、きっと気にしてくれてるし、簡単に挨拶するか、手をふるかでもすればよかった、と思ったのだが、やんなくて本当に良かった。その時、周りにはやっぱり彼の同僚たちがいたから、私が何かサインを送ったのを見たら、あの馬鹿女、パーティーでもない酒も飲んでないのに素で舞い上がってんだな、哀れ。と思われたに違いない。

でも往生際悪く彼は私のことが特別に好きなのではないかと期待している私である。でも今日、彼女の意見を聞いてすごく恥ずかしい自分に気づいたのも確か。これが今後はブレーキになると思う。