英会話を習い始めた。
…と言ってもまだ先生を吟味している最中である。値段に惹かれたが、今ではなぜか受付のお姉さんに愛着を感じている自分である。生徒が払う授業料を下げるために、教室の中が経費削減モードで溢れている。
それが微笑ましいというか…ある意味気の毒というか…
先生は長年日本にいる人が多いのか、一般的な話相手としては今のところ問題ない。所謂テキストが無いから、ヨモヤマ話で40分が過ぎるのだが、長らく会話から離れていた私にとって、感を取り戻すにはちょうど良い感じ。相手もいわば雑談で稼げる訳だから、小遣い稼ぐにはかなり美味しい仕事だなあ。
さて、昨日の先生は3.11の後、2ヶ月ほど故郷へ帰っていたという。なぜ戻ってきたかと言えば、実に20年も日本に居て、大使館から危険なのですぐ帰れと言われたが、やはり離れられず戻ってきた…そうだ。別の先生もそんな感じ。彼は(帰国の話はしていないが)恐らくずっと東京に居たような気がする。私と話したことのある2人は、前世がもしあるとすれば、修行僧だったような気がする。
日本に長く滞在する外国人や、縁のある外国人てなんとなく以前は日本人だったと思わせる人が多い。物腰や話し方も、そこら辺のチャラチャラしたヤツよりずっと日本人ぽい。住んでいれば馴染むと言うが、それとてなぜ東の端の、日出る国なのか…?
彼らの記憶には微塵もないだろうが、私は人間のそういう部分を見るのが好き。個々の本質もやがて現れてくるのが楽しみだ。仕事と割り切って話しているからあまり表情に出さないが、その人となりが出る瞬間を捉える事ができた時、私は相手の背景が見えるようになる。
さて、安いとはいえ薄給の身にとって授業料は結構痛い。今月も残業無くてトホホの家計だが…お金は廻そう!
放射能の汚染に加えて未だ先の不透明な我が国に、愛を持って滞在している外国籍の方々にあらためて敬服いたします。