お風呂で体を洗って、乾燥防止のボディクリームを塗る。
基本的なボディケアのようですが、美白を目指すなら押さえておきたいポイントがいくつかあります。
よかれと思ってしていたことが、実は逆効果になることも。
しっかりとポイントを押さえて、まずは毎日のお手入れ方法を見て行きましょう。
ゴシゴシ洗うのはNG!体は優しく泡で包んで
ボディの美白を考えるなら、全身の皮膚のターンオーバー、つまり皮膚の生まれ変わりをスムーズにすることが大切です。
となると、古い皮膚をボロボロと落としていけばよい、との考え方から垢すりのようにボディタオルでゴシゴシと洗ってしまう人がいますが、これは絶対にNGです。
皮膚の表面には、その奥の真皮にまで雑菌などが入り込まないよう守ったり、水分が逃げ出さないように潤いを保つという役割があります。
必要以上にこすり落とすことは、肌荒れや乾燥の原因になります。
また、摩擦の刺激はメラニン色素の生成を促し、色素沈着、黒ずみの原因にもなります。
かといって、汚れは落として清潔をキープしなければなりません。
石鹸やボディソープをしっかりときめ細かく泡立てて、全身を優しく泡で包んで洗い流す。
これが、肌に負担をかけない正しい体の洗い方です。
手と体の間に泡のクッションをすべらせるようなイメージで、洗うとよいでしょう。
また、お湯の温度にも気をつけましょう。
温度が高すぎると、必要以上に皮脂を奪われて乾燥を招き、スムーズなターンオーバーに悪影響となります。
お湯の温度は38℃程度が理想です。
優しく洗った後は丁寧な保湿と美白有効成分を
お風呂で優しく洗って清潔にしたら、温まって皮膚表面が柔らかい状態の間に、しっかりと保湿をしながら美白成分を細胞に届けましょう。
保湿する為のボディクリームは、様々な商品が売られていますが、さらに美白を目的とし、美白有効成分を配合しているものがたくさんあります。
メラニンの生成を抑制したり、ビタミンCを細胞に届く形にした成分など、美白の為の有効成分とされるものがいくつかあります。
これらは、厚生労働省から認可されている成分ですので、商品の成分表をチェックする際に効果を期待できる目安として知っておきましょう!
- 美白有効成分
- トラネキサム酸・ビタミンC誘導体・リノール酸・アルブチン・コウジ酸・プラセンタエキス・エラグ酸 など
高価な、顔用の美容液などを用いることは現実的でありません。
ボディ用の保湿クリームに有効成分が含まれているもので十分です。