2024年6月


千葉県茂原市真名(まんな)「真名団地」




この団地は、厳密には「現時点で、完全な廃墟ではない」のですが、廃止が検討されていて、跡形も無くなってしまう前に、記録として残しておきたく、連れてってもらいました




1974~1978年 航空写真1971年 真名団地の造成が始まる

建設年度 1971年~1975年

約60棟、戸数299



某誌曰く、「真名住宅の299戸については老朽化が著しく、入居率が低いため、新規入居の募集はせず、政策的に空家としている。長寿命化計画で用途廃止に位置付けられて」いるそう






また、「真名住宅は、敷地面積が広大(約5万6000平方m)で、借地が約6割を占める。解体や造成を市で行う場合、莫大な費用がかかるなど、さまざまな課題があるため、どのような方針で用途廃止を行うべきか検討を重ねる必要がある」とのこと





いずれにしても、「茂原市営住宅あり方検討委員会は、用途廃止に向けた検討を本格化する考え」とのこと






1つの扉に対して、それぞれ階段が設置されているのが良い



2階へ階段がなく、又、2階は扉ではなく窓である事から、メゾネットタイプのようですね?




電話ボックス



広大な団地なので、どれも似た画像ですが、全て違う建物を撮影しています



一棟だけ、4階建ての棟がありました



団地入口に、お魚屋さんや電器店があったりして(建物現存、未収録、営業はもうしてなさそう)、人々で賑わっていた頃はどんな感じだったのでしょうね?




参考資料:
茂原市制施行70周年記念誌きせき
日本建設新聞社(2021/6/17千葉版)