2024年2月


千葉県松戸市に残る戦争遺構を見てきました



場所は「聖徳大学」の辺りです
JR松戸駅と聖徳大学の間の階段を上ります




階段左壁と一体化した「陸軍用地」

下の小さいのは「松戸市」




階段右にも「陸軍用地」
背後に写っているのが「陸軍工兵学校の倉庫」です

(軽油庫ともされています)



倉庫 正面扉が4枚

右2枚はコンクリートで塞がれています



左端から



一番手前の扉を拡大
リベットが確認出来ます

航空機みたい?




右端からここで軽油を出し入れしていたのでしょうか?



階段歩いてる途中に突然「ボヤッと出現」するので少しびっくりするかもしれません





階段を上りきると、道なりに行くしかなく、自然とイトヨーの裏に出てきます
イトヨー裏のサビ看板

解読不能




直進し続け「松戸中央公園」を歩いていると
「旧陸軍工兵学校跡」の碑がありますが、近づけなくて読めません



公園の南端に到着旧陸軍工兵学校正門門柱



松戸市 市指定有形文化財



煉瓦造の正門は、大正9年に造られたもの


「門柱頂部の門灯」と「門扉」はなくなっていますが、100年以上前の門柱が4基しっかり現存しています




正門手前にあるのは歩哨哨舎

サイズはおそらく、一般的な電話ボックスよりは大きいでしょう



警備のための歩哨哨舎は、竣工当時は木造

昭和2年から昭和10年頃にコンクリート造にしたようです




歩哨哨舎内部

漆喰なのかな?




出入口以外の3方向に穴が空いています



なくなっている物もあるけれど


当時の遺構(とおぼしき物)がいくつか残っています



門扉の開閉されていた様子がなんとなくですが、想像出来ますね?!



この正門の前には「地獄坂」という通りが走っていて、その通りを東へ進み、少し右にそれると…
「陸軍」



上半分は成形されていますが、下半分はゴツゴツ



下半分は元々は地面に埋まっていた部分という事でしょうか?


他の3面は解読不能

(そもそも何も彫られていないのかも?)




更に、松戸市立第一中学校の東にある通りで見つけた石
場所は、冒頭の画像の青いフラグのあたり

花崗岩でしょうか?

さっきの「陸軍」に似てますね?!



地図で上から見ると、これが陸軍標石であっても自然と納得出来るような位置関係です


地面と壁とで2面隠れてますが、表に出てる2面に関しては、文字は確認出来ませんでした





駐車してたコインパーキング脇にて
「矢切の渡し」のマンホール